Disney+オリジナルシリーズ『メイド・イン・コリア』に出演する女優チョ・ヨジョン、ソ・ウンス、ウォン・ジアンのスチール写真が公開された。
【写真】ヒョンビン、チョン・ウソン共演『メイド・イン・コリア』12月24日配信開始!
同作は、韓国&日本を舞台に、裏社会を操るエリート諜報員VS正義を追求する検事の心理戦と裏切りが加速する予測不能な追跡劇を映画級のスケールで描くノンストップ・チェイス・エンタテイメント。
まずチョ・ヨジョンは、権力者たちが出入りする高級料亭のマダムで、国家権力を陰で操るペ・グムジ役を演じる。スチールには、誰の前でも気後れしない堂々たるカリスマから、胸に秘めた深い事情を思わせる表情まで、多面性を繊細に写し出されている。

チョ・ヨジョンは「キャラクターが“怖い”と感じる瞬間は、その分だけ魅力が大きく、どうしても挑戦しなければというプレッシャーと難しさが押し寄せてくる時だ。そういう意味で、グムジはあまりに魅力的で、むしろ恐ろしさすら感じた」と語り、キャラクターへの強い愛情を示した。彼女が新たに見せる表情と、グムジの持つ余韻の深さに期待が高まる。
一方、映画『THE WITCH/魔女 -増殖-』などで存在感を放ってきたソ・ウンスは、チャン・ゴニョン検事とともに巨大な犯罪カルテルの真相を追う捜査官オ・イェジン役に扮する。強い意志を宿した佇まいは、キャラクターが持つ鋭いエネルギーを物語る。

彼女は「序盤の純粋な姿から、次第に冷徹さや毒気が増していき、目標が生まれていくイェジンならではの“積み重なる欲望”を表現したかった」と語り、役作りへの思考を明かした。
脚本を手がけたパク・ウンギョ氏も「イェジンは現実に安住せず、一歩でも先へ進もうと足掻く人物。ソ・ウンスさんの健康的なエネルギーに非常に似合うキャラクターだ」と評し、期待を寄せた。
Netflixシリーズ『イカゲーム』シーズン2や、現在放送中の『明日はきっと』でも確かな存在感を示しているウォン・ジアンが、本作でイケダ役を演じる。
イケダは日本の裏社会“イケダ組”の実力者であり有能なロビイスト。組織の後継者を狙う野心を抱き、ペク・ギテ(演者ヒョンビン)と手を組む人物だ。

公開された写真では、組の長老たちの牽制にも屈しない鋭い視線と、ふと見せるか弱さが入り混じり、キャラクターが秘めた物語への興味をかき立てる。
ウ・ミンホ監督は「ベテラン俳優たちに囲まれても全く萎縮せず、堂々と役割を果たしてくれた」と称賛し、彼女の確かな演技力を強調した。ウォン・ジアンは「イケダの“欲望とは何か”を軸に、すべてのシーンを解釈していった」と語り、キャラクターの奥行きへの期待をさらに高めた。
女性に多くの制約があった時代に抗い、それぞれの欲望と物語を抱えるペ・グムジ、オ・イェジン、イケダ。3人の存在は物語の厚みを一段と増し、視聴者を強く惹きつけることになりそうだ。
『メイド・イン・コリア』は12月24日(水)よりディズニープラスで独占配信される(全6話/初回2話、以降毎週水曜配信)。
(記事提供=OSEN)
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