Netflixで配信されている『エスクワイア:弁護士を夢見る弁護士たち』は、韓国で5大法律事務所の1つと言われるユルリムが物語の舞台になっている。
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ここで、訴訟チーム長をまかされているのがユン・ソクフン(演者イ・ジヌク)であり、新しく加入してきた新人弁護士がカン・ヒョミン(演者チョン・チェヨン)だ。さらに、訴訟チームのムードメーカーになっているのがイ・ジヌ(演者イ・ハクジュ)である。彼は潤滑油のように訴訟チームを温かくまとめる親しみやすさを持っている。
ドラマの中で、ユルリムは韓国トップの法律事務所を目指している。しかし、代表であるコ・スンチョル(演者キム・ウィソン)の息子コ・テソプ(演者パク・ジョンピョ)がネックになっている。弁護士としての実力も落ちるし、接待やコネで仕事を取る裏工作に集中しすぎている。それなのに、次の代表を狙うという野望がとても大きい。
そんな人間がトップになったら、ユルリムの凋落が目に見えている。それを一番知っているのが、まさにコ・スンチョル本人だ。それゆえ、彼は信頼できるユン・ソクフンに次の代表就任を打診したのだが、ユン・ソクフンはキッパリと断ってしまった。
若くして代表になれるチャンスを逃したくないという気持ちもあっただろうが、むしろ接待やコネばかりを使おうとするユルリムの限界を悟っていたのだ。彼は訴訟チーム長として常に誠実な取り組みに終始している。もちろん、接待やコネとは無縁だ。
期待できるのがカン・ヒョミンだ。彼女はロースクールを主席で卒業するほどの切れ者であり、弁論も抜群だ。そういう意味では、ユン・ソクフンとカン・ヒョミンが組めば無敵と言える。
結局、『エスクワイア:弁護士を夢見る弁護士たち』は、法律事務所の裏側をたっぷり見せてくれて興味深い。ユルリムで起こっていることは、単にドラマだけではなくて、現実社会でもひんぱんにありうることだ。
そういう中で、実力で仕事のレベルを上げようとしているユン・ソクフンとカン・ヒョミンの有能弁護士ペアは、本当に頼もしい存在になっている。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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