惚れてしまう…朝鮮王朝時代のタブーを破り、「男装姿」で魅了した韓国女優3人!

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日本でも根強い人気を誇る韓国時代劇。

【王朝のタブー】韓国時代劇で風変わりな男装・女装がなぜ多いのか

朝鮮王朝時代を舞台にした韓国時代劇は、これまで王と女官の恋物語を描く正統派ラブストーリーが主流だった。ところが近年は、主人公が現代からタイムスリップしたり、王が実は女性だったりと、従来の枠を超えたアレンジ作品が次々と登場している。

そのなかでも視聴者の心を強く惹きつける存在が、“男装ヒロイン”だ。端正な顔立ちと凛とした立ち居振る舞いで、まるで本物のイケメンのように画面を支配し、物語に新たな魅力と緊張感をもたらす。

今回は、そんな男装姿で話題をさらった韓国女優たちを紹介する。

パク・ミニョン

まさに日本でパク・ミニョンの存在を知らせた作品と言ってもの過言ではない、2010年に放送された『トキメキ☆成均館スキャンダル』。 朝鮮王朝の最高学府である成均館(ソンギュンガン)に男装した女性をめぐるラブコメ時代劇だ。

パク・ミニョンは男装したヒロインのキム・ユニ役を演じた。何事にも物怖じしない性格で、対立する党派までまとめてしまう度胸は男性顔負けだ。

その美しい顔で、俳優のソン・ジュンギなどイケメン俳優のなかでも劣らないカッコよさをアピールしている。

そんなパク・ミニョンの男装が見られる『トキメキ☆成均館スキャンダル』はNetflix、U-NEXT、Prime Videoを通じて視聴可能。

パク・ミニョン
パク・ミニョン(写真提供=KBS(左)、OSEN)

キム・ユジョン

これまで多くの時代劇に出演してきたキム・ユジョンは、2016年に放送された『雲が描いた月明り』で初めて男装したヒロインを演じた。

キム・ユジョン演じるホン・ラオンは、幼いころから男装して生きてきた。恋愛相談家として生計を立てているが、恋文の代筆をしていた依頼主のフリをして、その文通相手と会うことになるところから繰り広げられる。

ドラマ撮影時、キム・ユジョンの年齢はなんと16歳。しかし、さすがベテラン女優。初めての男装ヒロインという役も好評で溢れた。

まだまだ可愛らしくあどけない顔が少年美も感じさせる。

そんなキム・ユジョンが主演を務める『雲が描いた月明り』はU-NEXTとPrime Videoを通じて視聴可能。

キム・ユジョン
キム・ユジョン(写真提供=KBS(左)、OSEN)

パク・ウンビン

パク・ウンビンは、2021年のヒット作『恋慕』で双子の兄の身代わりとして男装し世子として生きる主人公イ・フィを演じた。

堂々とした態度と話し方は、世子そのものだった。

劇中、時折見せる女性らしい姿もとても美しく、まさにイケメンのパク・ウンビンと美しいパク・ウンビンと、2度楽しめる作品となっている。

パク・ウンビンは『恋慕』を通じて、「KBS演技大賞」で女性人気賞、女性最優秀賞、そしてベストカップル賞まで受賞し、成功をおさめた。

凛々しいパク・ウンビンが見られる『恋慕』はNetflixにて視聴可能。

パク・ウンビン
パク・ウンビン(写真提供=KBS(左)、OSEN)

(文=佐々木夏美)

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