俳優カン・ハヌルの絶望的な表情が捉えられた。
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Netflix KOREAは6月23日、オリジナル映画『84㎡』のスチールカットを公開した。
『84㎡』では、韓国のリアルな住宅事情を背景に、予測不能なサスペンスが繰り広げられる。
公開されたスチールには、韓国で「国民的間取り」とされる32坪(約84㎡)のアパートで巻き起こる出来事が切り取られている。
主人公は、住宅ローン、退職金、保証金、さらには母親の畑まで担保にして、念願のマイホームを手に入れた平凡なサラリーマン、ウソン(演者カン・ハヌル)。高額なローン返済に追われるなか、会社の備品まで持ち帰るなど、節約に必死な姿が描かれ、共感を呼ぶ。
玄関先にずらりと貼られた「静かにしてください」というメモからは、騒音トラブルをめぐる住民同士の対立が見て取れ、今後の展開に対する期待が高まる。
住民代表のウンファ(演者ヨム・ヘラン)は、他の階とは一線を画すラグジュアリーなペントハウスに暮らし、問題を穏便に収めようとするキーパーソン。さらに、ウソンとともに騒音の発生源を探る上階の住人ジンホ(演者ソ・ヒョヌ)は、どこか威圧的な雰囲気を醸し出し、物語に緊張感を加える。
怒りに満ちた住民たちが押しかける中、ウソンはベッドの下に隠れて様子をうかがうなど、極限状態に追い込まれていく。騒音の“犯人”として疑われ、人生最大の危機に直面したウソンが、この状況をどう乗り越えていくのかが見どころだ。
『84㎡』は、私たちにとって身近な「アパート」という空間を舞台に、個性豊かな登場人物たちが互いを疑い合い、警戒しながら繰り広げる緊迫のドラマを高い没入感で描く。必死にローンを返済するリアルなサラリーマン像や、誰もが夢見る“国民的間取り”を巡るミステリー、そしてカン・ハヌル、ヨム・ヘラン、ソ・ヒョヌという実力派俳優たちの演技が、作品への期待を高める。
Netflixオリジナル映画『84㎡』は、7月18日より独占配信開始。
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