【究極セレクション】『チャングム』以降の見逃し厳禁の韓国時代劇「ベスト20」

このエントリーをはてなブックマークに追加

韓国ドラマの中で時代劇はとても人気が高いジャンルであり、これまでも数々の傑作が制作されてきた。それでも長い間の時代劇を見ていると、『宮廷女官チャングムの誓い』が2003年に放送されてからレベルがさらにグッと上がってきた。やはり、あれほどの名作が出た影響が大きいのだ。その中で究極的なベスト20を選んでみよう。

【関連】珠玉の宮廷ロマンス『赤い袖先』が時代劇の新たな頂点に立った!

〔前半の10本〕
『宮廷女官チャングムの誓い』(2003~2004年)
『ファン・ジニ』(2006年)
『朱蒙〔チュモン〕』(2006~2007年)
『イ・サン』(2007~2008年)
『善徳女王』(2009年)
『トキメキ☆成均館スキャンダル』(2010年)
『トンイ』(2010年)
『王女の男』(2011年)
『太陽を抱く月』(2012年)
『奇皇后 -ふたつの愛 涙の誓い-』(2013~2014年)

『赤い袖先』のイ・サン、『哲仁王后』の哲仁王后、『善徳女王』のピダム
『赤い袖先』(写真=NBCユニバーサル・エンターテイメント/©2021MBC)、『哲仁王后』(写真=© STUDIO DRAGON CORPORATION)、『善徳女王』(写真=(C)MBC)

時代劇のジャンルの活性化

まずは前半の10本。この時期は韓国でも地上波の視聴率が全体的に高めだったので、40%を超えるような作品がどんどん出ている。その中で、『宮廷女官チャングムの誓い』が57.8%、『朱蒙〔チュモン〕』が49.7%、『善徳女王』が43.6%、『太陽を抱く月』が42.2%の視聴率を挙げており、それぞれ国民的なドラマだったことがよくわかる。

〔後半の10本〕
『花郎〈ファラン〉』(2016年)
『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』(2016年)
『雲が描いた月明り』(2016年)
『七日の王妃』(2017年)
『100日の郎君様』(2018年)
『王になった男』(2019年)
『哲仁王后~俺がクイーン!?~』(2020~2021年)
『赤い袖先』(2021~2022年)
『恋人~あの日聞いた花の咲く音~』(2023年)
『オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-』(2024~2025年)

後半の10本を見ると、イケメンの主人公が増えていて、やはりK-POP出身のスターが時代劇にどんどん進出していたのだ。また、『哲仁王后~俺がクイーン!?~』のように異色なコメディ時代劇も誕生している。

さらには、最新の『赤い袖先』『恋人~あの日聞いた花の咲く音~』『オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-』は本当に制作レベルが高くて、一気に時代劇のジャンルが活性化されていることがよくわかる。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

【関連】死ぬほど笑わせてくれる時代劇『哲仁王后』

【関連】朝鮮半島初の女帝の半生を絢爛に描く『善徳女王』【名作劇場】

【関連】20年以上経っても『チャングム』の魅力が色あせないのは「希望を持てる歴史ドラマ」だから

前へ

1 / 1

次へ

関連記事


RANKINGアクセスランキング

写真


注目記事