大ヒットドラマ『ミセン』が放送10周年を迎え、韓国で特別劇場上映を行う。
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2014年に韓国tvNで放送された同作は、囲碁のプロ棋士になることに失敗した主人公チャン・グレ(演者イム・シワン)が、商社で働くことで繰り広げられる物語だ。新社会人になった主人公の視点から、人生や会社生活を濃密に描き、熱狂的なファンを生み出しながら最終回視聴率8.4%(最高10.3%)で有終の美を飾っている。
制作会社のスタジオドラゴンとCGVは、『ミセン』放送10周年を記念し、全20話の中から伝説的な回と挙げられる第13話を劇場上映することを決定。
この特別上映は、12月20日から全国17カ所のCGV映画館で行われ、チケット予約は12月12日から開始される。
選ばれた第13話は、チャン・グレのアイデアを元に営業3チームが進めたヨルダン事業のプレゼンテーションが描かれ、オ・サンシク(演者イ・ソンミン)がチャン・グレに「最高だったぞ」と称賛を送る感動的なエピソードだ。
特別上映に合わせて、制作陣やキャストと直接触れ合えるイベントも開催される。
20日19時40分、CGV龍山アイパークモールではキム・ウォンソク監督、脚本家チョン・ユンジョン、原作のユン・テホ作家に加え、イ・ソンミン、イム・シワン、カン・ハヌル、カン・ソラ、キム・デミョン、ピョン・ヨハンといった主要キャストが参加する特別上映会が行われる。なおこのイベントは全国12カ所の劇場で同時生中継される。
スタジオドラゴンの関係者は、「今なお名作とされ、多くの支持を集めている『ミセン』の伝説的な回を、作品の主演キャストたちと一緒に再び観られる機会を提供したかった」とコメント。
この特別上映で得た収益は、就職が困難な若者の自立を支援するCJドナーズキャンプの「夢育アカデミー」や、全国の児童養護施設で自立を目指す青少年たちの支援に寄付される予定だ。
さらに、韓国放送実演者権利協会も少額の追加支援を行い、イベントをさらに温かく意味深いものとする。
『ミセン』の放送から10年。今なお語り継がれる名作を劇場で体験できる貴重な機会に、ドラマファンの注目が集まっている。
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