【究極セレクション】子役出身のスター俳優のベスト3を堂々と選んでみれば?

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韓国ドラマを見ていてよく思うことが、「子役出身の俳優が本当に多くなったなあ」ということだ。かつて韓国芸能界には「子役は大成できない」というジンクスがあった。でも、それはもう過去の話。今では逆に「子役は大成できる」という格言が生まれそうなほど子役出身のスターがたくさん誕生している。

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そんな風潮の端緒になったのは、チャン・グンソクやムン・グニョンかもしれない。2人の活躍が呼び水になって、その後に続々と子役出身の俳優が大成してきた。

たとえば、クォン・サンウとチェ・ジウが主演した『天国の階段』(2003~2004年)では、当時13歳のパク・シネがチェ・ジウの少女時代に扮して、継母に徹底的にいじめられる少女を演じていた。その後の活躍は誰もが知るとおりだ。

あるいは、ペ・ヨンジュンが主演した『太王四神記』(2007年)の場合は、パク・ウンビンがムン・ソリの演じたキハの少女時代を演じていた。また、ユ・スンホやシム・ウンギョンも優れた演技力を見せていて、このドラマに出演していた子役はこぞって人気俳優になっている。

その次に、『善徳女王』(2009年)も子役の活躍が目立っていた。イ・ヨウォンが演じた主役トンマンの少女時代をナム・ジヒョン、パク・イェジンが扮したチョンミョン(トンマンの姉)の幼少時代をキム・ユジョン、その少女時代をシン・セギョンが演じていた。

ヨ・ジング、パク・ウンビン、キム・ユジョン
子役出身のスター俳優の代表格といえばヨ・ジング、パク・ウンビン、キム・ユジョン

顕著な演技力を見せた子役

さらに、キム・スヒョンとハン・ガインが主演した『太陽を抱く月』(2012年)も、序盤を華麗に彩ったのが子役たちだった。世子がヨ・ジング、その婚約者がキム・ユジョン、婚約者選抜行事で負けた少女がキム・ソヒョンという顔ぶれだった。

以上のように、子役が特に活躍したドラマを見てきたが、韓国ドラマは主人公の一代記を壮大に描く作品が多いので、どうしても序盤の子供時代を子役が立派にこなすケースがとても目立つ。そういう物語構成が子役の成長に大きく寄与していることは間違いない。

そうした背景を考えた上で、現在の子役出身俳優のベスト3を選べば、キム・ユジョン、ヨ・ジング、パク・ウンビンになるだろう。今後も、顕著な演技力を見せた子役がスターになっていく割合が高くなっていくだろう。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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