U-NEXTで配信されているドラマ『ソンジェ背負って走れ』は、悲劇的に人生を終えたトップスターを生かすために、過去にタイムスリップした女性の物語を描いたファンタジーロマンスだ。
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本作で主演を務めているのは、突然世を去ってしまった「ECLIPSE」というバンドのボーカルであるリュ・ソンジェを演じるビョン・ウソク。そして、生きる希望を失ってくれたことでソンジェの大ファンとなった女性イム・ソルに扮するキム・ヘユンだ。
作中で主演の2人と共演する俳優たちも見てみよう。
レンタルビデオショップで働くソルの母親パク・ボクスンを演じるチョン・ヨンジュ、アニメが大好きなソルの祖母チョン・マルチャに扮するソン・ビョンスク、バンド「ECLIPSE」のリーダーのペク・インヒョクを演じるイ・スンヒョプなどがいる。
主演の2人の演技はもちろんだが、共演の俳優たちもすばらしい演技を見せている。
それでは、物語でも特に重要な第1話の重要な部分をクローズアップして紹介しよう。
2009年2月に事故によって歩くことができなくなり、生きる希望をなくしてしまったソル。入院していた彼女の携帯に一本の電話がかかってくる。電話の相手はラジオの生放送に出演していた「ECLIPSE」というバンドのメンバーのソンジェだった。
その彼から電話で「生きてくれてありがとう」という言葉を受けて、再び生きる希望を取り戻したソルは、すっかりソンジェのファンになっていた。
それから時が経った2023年のある日、ソルは車椅子で「ECLIPSE」のコンサートに向かうもチケットをなくしてしまったため会場に入ることができなかった。会場の外で落ち込んでいた彼女の耳にソンジェの弾き語りが聞こえてきたことでご機嫌になる。
その帰り道、車椅子のバッテリーが切れて動けなくなってしまったソルは、偶然車で通りかかったソンジェに傘をさしてもらい、「家まで送ってあげるよ」という一言までもらえるが、親友のヒョンジェが迎えに来たため、それは叶わなかった。
無事に家に戻ったソルは、ニュースでソンジェが倒れたことを聞き、車椅子で病院に向かうが……。
タイムスリップをテーマとしたドラマで、魅力的な演技を披露する俳優たち。物語がこれからどんな展開を迎えるのかにぜひ注目したい。
文=大地 康
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