Netflixでは毎日ランキングが発表されているが、韓国ドラマで1位を取ったドラマの中から異色作として人気を集めた話題作を5つピックアップしてみた。ジャンルとしては、復讐劇、ホームドラマ、サスペンス、競争ドラマ、ラブコメ……どれも次がすぐに見たくなる「やみつきドラマ」ばかりで、週末や連休に見るのにピッタリ。
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●復讐劇／『ザ・グローリー～輝かしき復讐～』
ソン・ヘギョが演じるムン・ドンウンが高校時代に壮絶なイジメに遭い、18年後、執拗な計画を練って標的たちに強烈な復讐を果たしていく。とにかく、悪人が次々に出てくる。その中で一番のワルはパク・ヨンジン(イム・ジヨン)だ。気象キャスターとしてテレビで活躍しているが、大人になっても悪事ばかり働いている。そんな悪女とヒロインの壮絶な対決がゾクゾクするほど面白い。
●ホームドラマ／『紳士とお嬢さん』
主人公はヨングク(チ・ヒョヌ)とダンダン(イ・セヒ)。2人は年の差を乗り越えてラブロマンスを繰り広げていくのだが、ドラマは驚くほど奇想天外な展開ばかり。
「記憶喪失」「出生の秘密」「きょうだい疑惑」「偽装妊娠」といったベタな出来事が頻繁に起こる。昔の韓国ドラマならよくあった展開なのだが、それを一気に凝縮したのが『紳士とお嬢さん』であり、めまぐるしく替わる場面設定にいつしか夢中になっていることだろう。
●サスペンス／『シスターズ』
とても貧しい環境で暮らす3人の姉妹がメインで描かれる。長女はキム・ゴウンが演じるオ・インジュ。建設会社で経理の仕事をしていたが、不正経理で貯めこまれた大金を預かることになり、そこから物語が急拡大していく。ナム・ジヒョンが扮する二女のオ・インギョンは報道記者でぶっ飛んだ性格。
パク・ジフが演じる三女で高校生のオ・イネも天才的な絵画の才能を持ちながらピンチの連続となる。そんな3姉妹に様々な陰謀が襲い掛かるが、先が読めない展開で本当にワクワクさせられる。
●競争ドラマ／『クイーンメーカー』
ソウル市長選挙戦の壮絶な闘いを描いたドラマだ。主人公は、選挙参謀として人権弁護士のオ・ギョンスク（ムン・ソリ）の当選を狙うファン・ドヒ（キム・ヒエ）。
彼女は以前、巨大企業ウンソングループの戦略企画室長として活躍したが、会長ソン・ヨンシム（ソ・イスク）と娘婿のペク・ジェミン（リュ・スヨン）に裏切られた。しかも、ジェミンがソウル市長選挙に出馬することになったので、ドヒが戦いを挑んだ。とにかく、厳しい選挙戦というのはドラマの題材によく合っており、各陣営が繰り出す秘策がドラマを大いに盛り上げる。
●ラブコメ／『キング・ザ・ランド』
6月17日から週末ごとに配信されている新しいドラマ『キング・ザ・ランド』。2PMから俳優として大成したイ・ジュノと「少女時代」から飛躍したユナが魅惑的な「ラブコメの王道」を演じている。舞台は一流を誇るキングホテル。会長の御曹司ク・ウォン（イ・ジュノ）は、愛想のかけらも見せぬ男。
そんな彼が惚れてしまうのが最優秀社員のチョン・サラン（ユナ）だ。2人は最悪の出会いを経て、どう愛を育んでいくのか。現在進行中のドラマだが、ツンデレのク・ウォンの変貌ぶりがやっぱり面白い。
文＝康 熙奉（カン・ヒボン）
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