KARAのメンバー兼女優のハン・スンヨンの役作りはさすがだった。
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ハン・スンヨンは7月5日に韓国で公開された映画『隙のない仲』(原題)で、極度のインドア派でフィギュア・デザイナーのラニ役を熱演。キャラクターと完璧なシンクロ率を誇った。
『隙のない仲』は、全く防音ができない壁を挟んで、お互いの日常を共有することとなったミュージシャン志望者のスンジン(演者イ・ジフン)と、フィギュア・デザイナー、ラニの同居のようで同居のような“鉄壁ロマンス”を描いた映画。
ハン・スンヨンは隣人の騒音に苦しむラニの姿をリアルに演じ、キャラクターに説得力と共感を与えた。また、スンジンといがみ合う関係から甘い関係に変わっていくラニの感情を柔軟に描き、格別な“ラブコメ力”を見せつけた。
また、しっかりした見た目とは違ってパニック障害を患っているラニの目つきと呼吸、言葉遣いをきめ細かく表現してキャラクターが持つ内面の苦しみを見せ、愛情で傷を治していく一連の過程を見事に演じ上げた。
ドラマ『青春時代』『アバウトタイム~止めたい時間~』、映画『ショー・ミー・ザ・ゴースト』など、多様な作品で特別な存在感と演技力を検証されながら着実にキャリアを積んできたハン・スンヨン。
『隙のない仲』を通じて、より深まった役作りと熱演で女優としての真価を改めて証明した。
(記事提供=OSEN)
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