【核心に迫る『スベクヒャン』】偽の王女に騙された武寧王は本当の王女にいつ気づくのか

このエントリーをはてなブックマークに追加

テレビ東京で放送中の『帝王の娘 スベクヒャン』は、クライマックスに向けて物語が激しく動いてきた。実際、1月27日の第64話では凄い展開になってきた。

【関連】【『スベクヒャン』が描く名君】武寧王はすごくイケメンで民衆から人気があった?

王女になりすましているソルヒ(ソウ)の犯した陰謀がついに、武寧王(ムリョンワン/イ・ジェリョンが演じている)に暴露されたのだ。彼女は国の安泰よりも自分の保身のために恐ろしい悪事に手を染めていた。それは、本当に恐ろしいことだった。

それでなくとも、武寧王はソルヒが自分の娘でないことを知っていた。しかし、あまりに衝撃的な事実だったので、そのことはあえて伏せていた。王室を揺るがす大事件にならないように、胸の中にしまっていたのだ。

しかし、ソルヒが国を危機に陥れるような悪事に加担したことが露見した。それは、絶対にあってはならないことだった。そこで、武寧王はソルヒを呼び出して、ついに「そなたは私の娘ではない」と明らかにしたのだ。

あれほど嘘に嘘を重ねて自分の王女の立場を装っていたソルヒ。結局は武寧王にすべてを知られることになった。

イ・ジェリョンが演じる武寧王(画像=©2013-2014MBC)

4人の思惑がもたらす展開

国王を騙し続けた彼女もついに無事ではいられなくなった。しかし、そこでひるむ彼女ではない。かならず次の一手を打ってくる。それも、誰もが驚愕するような奥の手を出してくるだろう。希代の悪女であるだけに、最後の巻き返しはハンパでないはずだ。

そのとき、武寧王はどのように対応するのか。彼にとって一番気がかりなのは、本当の王女は誰なのか、ということだ。

ソルヒがそうでないのなら果たして本当の王女は?

こうして、ソルラン(ソ・ヒョンジン)が注目を集める展開になってくる。彼女が本当の王女であることは、どのように武寧王と太子ミョンノン(チョ・ヒョンジェ)に伝わるのか。

これによって、太子ミョンノンとソルランの恋愛関係にも大きな変化が現れてくる。

ソルヒ、武寧王、太子ミョンノン、ルラン……4人の思惑が次にどんな展開をもたらすか。終盤がますます盛り上がってきた。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

【関連】【『スベクヒャン』の謎】史実で武寧王は東城王の二男なのにドラマではなぜ違うのか

【関連】実在した記録もないスベクヒャン、武寧王は『日本書紀』にも登場する?

【関連】【全面対決に入った『スベクヒャン』】嘘にまみれた妹を優しい姉がもう容赦はしない?

前へ

1 / 1

次へ

関連記事


RANKINGアクセスランキング

写真


注目記事