IZ*ONE出身のキム・ミンジュがMBCドラマ『禁婚令、朝鮮婚姻禁止令』(原題)で女優として第一歩を踏み出した。
同作は、7年前に世子嬪を亡くして禁婚令を下した王イ・ホンの前に、死んだ世子嬪に憑依できるという詐欺師ソランが現れることで事件が繰り広げられる“宮廷詐欺劇”。
キム・ミンジュは劇中、物語の出発点となる人物、世子嬪(世子の妻)アン氏を演じた。
初登場から端麗なビジュアルで目を引き、聡明さまで兼ね備えた姿を見せながら王のイ・ホン(演者キム・ヨンデ)はもちろん、視聴者まで虜にした。
世子嬪アン氏は、14歳に満場一致で世子嬪に選ばれた女性。美しい美貌と優しい性格、聡明さを兼ね備えた彼女は、自分に夢中なイ・ホンに対して恋心と政治を区別しなければならないとアドバイスするほど、芯の強い人物だ。
厳しい宮殿の真実を知っているかのように、「私が宮殿に吹く風に巻き込まれ、邸下と離れることになっても、どうか心配なさらずにご自愛ください」と言いながらイ・ホンの手の甲にキスするシーンでは、可憐な雰囲気を醸し出した。キム・ミンジュとキム・ヨンデのお似合いぶりが光を放つ瞬間だった。
歌って踊るアイドルから女優に転身したキム・ミンジュ。しかも、初めての作品が時代劇ということは、キム・ミンジュとドラマに対する好奇心と期待感を同時に高めている。
華やかな美人だが落ち着いた性格と賢明な振る舞いが垣間見えた初めてのシーンから、視聴者の視線を釘付けにしたキム・ミンジュ。彼女に感化された視聴者は、これから世子嬪の悲劇を悲しみ、物語についていくはずだ。
(記事提供=OSEN)
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