恋は必要?不要?『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』主人公の恋愛模様に賛否両論【ネタバレあり】

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大ヒット中のドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』で描かれる主人公のラブライン(恋が芽生えたり、進んでいく様子)をめぐって、賛否両論が出ている。

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7月28日に放送された第10話では、主人公ウ・ヨンウ(演者パク・ウンビン)とイ・ジュノ(演者カン・テオ)がお互いの気持ちを確かめ合う様子が描かれた。

ヨンウは知的障がいのある女性シン・ヘヨン(演者オ・ヘス)に性的暴行を働いたとして起訴されたヤン・ジョンイル(演者イ・ウォンジョン)を弁護することに。

2人は愛し合っていると主張するも、シン・ヘヨンが小学6年生くらいの精神年齢を持っており、性的決定権があるとは考えられないという精神科医の証言が決定打となって、ヤン・ジョンイルには懲役2年の実刑判決が下された。

この事件によってヨンウは複雑な気持ちになった。「障がいがあると、好きというだけではダメみたいだ。自分が愛だと言っても他人に否定されたら愛じゃなくなる」と、自分の境遇と重ねてたのだ。

しかし、ジュノは「他人に否定されても自分が愛だと言えば愛だ」と、人の目は気にしないという覚悟を示した。そして初々しい初キスの瞬間を迎え、本格的な交際を知らせている。

ヨンウの成長に「恋は欠かせない」

このような展開を受け、一部の視聴者からは不満の声が上がった。「弁護士というウ・ヨンウの職業的部分に集中してほしい」というのだ。

ただ、ドラマの脚本を手がけたムン・ジウォンは、「ラブラインは必要だ」と記者会見で説明している。「恋をして他人を自分の世界に迎え入れ、歩調を合わせていくことは、自己中心的なヨンウの成長に欠かせない」とのこと。ウ・ヨンウ役のパク・ウンビンも制作発表会のときに「奇抜な関係が作られ、新しいポイントがありそうだ」と言及していた。

(画像=ENA)

ラブラインを得意とする韓国ドラマだが、障がい者と非障がい者の恋愛は滅多に描かれない。だからこそ、『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』の今後の展開には大きな注目が集まっている。

(記事提供=OSEN)

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