テレビ東京の韓流プレミアで放送中のドラマ『愛はビューティフル、人生はワンダフル』を見ていると、韓国ドラマでおなじみの俳優がたくさん出てくるが、その中から今回は3人をクローズアップしたい。
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最初は、キム・ミスクだ。
彼女が演じているソヌ・ヨンエの役は、ソル・イナが扮しているヒロインのキム・チョンアの母親だ。ちょっとやつれた雰囲気を出していて、娘のチョンアのことを本当に心配している庶民的な女性だ。
しかし、キム・ミスクはもともと強烈な悪女の役で有名な女優。メガヒットした『華麗なる遺産』では、ハン・ヒョジュが演じたヒロインの継母に扮して恐ろしい悪女を演じていた。また、『オクニョ 運命の女(ひと)』では朝鮮王朝の歴史で「悪の女帝」と言われた文定(ムンジョン)王后を演じて、史実と同じようにひどい悪役に徹していた。
そんなキム・ミスクは、『愛はビューティフル、人生はワンダフル』では娘思いの優しい母親を演じていて、ホッとさせられる。
次に取り上げるのは、キム・ミスクが演じるソヌ・ヨンエの娘キム・ソラ(チョンアの姉)に扮しているチョ・ユニだ。
キム・ソラはアナウンサーとして活躍したいのに夫に邪魔されたりして苦労している。そんなキム・ソラに扮するチョ・ユニは『月桂樹洋服店の紳士たち』でイ・ドンゴンと素敵なラブロマンスを繰り広げていた。
しかも、2人はそのまま結婚して世間をアッと驚かせた。とはいえ、現実のラブロマンスには終わりがあり、2人は離婚してしまった。それからチョ・ユニは『愛はビューティフル、人生はワンダフル』で魅力的な演技を見せてくれたのだ。
3人目に注目しているのは、チョ・ユニが扮するキム・ソラの夫ト・ジヌを演じるオ・ミンソクだ。
ドラマで彼は大企業の副会長を演じているのだが、ハンサムだけど優柔不断な男を演じている。
彼のキャリアで一番印象的だったのは、2014年の『ミセン-未生-』で演じた鉄鋼課の課長代理カン・ヘジュンの役だ。
彼は、カン・ハヌルが扮した新入社員の上司として、理路整然とした仕事を見せて部下を叱咤する役を冷静に演じていた。この演技で彼は評価を高めて、広く名前を知られるようになった。
以上の3人は、数多くのドラマで実力を発揮していて、『愛はビューティフル、人生はワンダフル』でもとても目立っている。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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