韓国JTBCドラマ『あなたに似た人』(Netflix同時配信)の初回が、10月13日深夜に放送された。
同作は、妻と母の肩書きを捨てて自分の欲望に忠実した女チョン・ヒジュ(演者コ・ヒョンジョン)と、ヒジュとの短い出会いによって自分の人生の脇役になってしまう女ク・ヘウォン(演者シン・ヒョンビン)の物語。
初回ではチョン・ヒジュとク・ヘウォンの“不愉快な再会”が描かれた。
(※以下、ネタバレあり)
娘のリサ(演者キム・スアン)が教師に暴力を振るわれたことを知り、怒り心頭のまま問題の教師・ヘウォンと対面するヒジュ。しかし、ヘウォンは「すみません」と誠意のない謝罪をし、「暴力じゃなくて体罰です。リサが悪いので」と言う。それを聞いたヒジュは、厚い本でヘウォンを殴りつけた。
ヒジュを暴行の疑いで告訴したヘウォンだったが、いきなり態度を変えてヒジュに土下座しながら謝罪する。そして「私を覚えてますか?」とヒジュに尋ねるヘウォン。実は彼女、かつて「ハンナ」という名前でヒジュに絵を教えた美大生だったのだ。
ただ、ヒジュは「知り合いだったことと今回の件は別問題よ」と一線を引く。
そしてヘウォンが誤りに来たわけではなかったと確信するヒジュの様子と、不気味な笑みを浮かべながら「見つけた」とつぶやくヘウォンの姿は、視聴者の緊張感を高めた。
初回放送後、JTBCスタジオのチョン・ゴウン総括プロデューサーは韓国メディア『OSEN』に対して「良い監督と立派な役者たちが心を一つにして撮影しただけに、視聴者の皆さんにその心が伝わり、回を重ねるごとに愛されていく作品になってほしい。名女優コ・ヒョンジョンと旬の女優シン・ヒョンビンが描く繊細な感情と緊張感のあるコンビネーションをオンエアで確認していただき、応援していただくようお願いする」と話した。
はたして2人にはどういう因縁があるのか。『あなたに似た人』第2話は、10月14日22時30分に韓国JTBCで放送。日本ではネットフリックス(Netflix)で同日24時から配信される。
(記事提供=OSEN)
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