財閥3世と離婚したプライド高き女優、『善徳女王』のコ・ヒョンジョン

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韓国で女優として活動するコ・ヒョンジョン。そんな彼女が出演した時代劇といえば、新羅(シルラ)初の女王のことを描いた『善徳女王』であるが、コ・ヒョンジョンは女優としてどんな人生を歩んできたのだろうか。

コ・ヒョンジョンは、1971年に生まれた。故郷は全羅南道(チョルラナムド)である。

彼女は、18歳であった1989年にミスコリアのナンバー2に選ばれている。韓国でミスコリアの肩書は絶大だ。コ・ヒョンジョンも鼻高々であったことだろう。

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彼女は、芸能関係で成功した卒業生が多い東国大学の演劇映画科で学んだ。すばらしい学歴である。

ドラマデビューを果たした彼女にとって、大ブレークする作品となったのが、あの有名な『砂時計』だ。

1995年に放送されたこのドラマは、見たい人がすぐに家に帰るので「帰宅時計」とまで呼ばれ、絶大な人気を集めた。

コ・ヒョンジョン​​​​

この『砂時計』で、ヒロインとしてまばゆい演技を見せたのがコ・ヒョンジョンであり、いちやくトップ女優に上り詰めた。

さらに女優として大活躍すると予想されたのだが、世間がビックリしたのが新世界グループの御曹司との結婚だった。まさに、究極の「玉の輿」として大変な話題を集めた。

コ・ヒョンジョンは女優業を引退し、惜しまれながらも財閥家の嫁として生活するようになった。

華麗なる復活

誰もがうらやむ豪邸での暮らし。コ・ヒョンジョンもさぞかし幸せな結婚生活を送っていると思われたのだが、再び世間が驚愕することが起きた。結婚して8年目に急に離婚したのだ。

理由は、性格の不一致。実際のところは価値観が違いすぎたのだろう。

本来なら、いくらトップ女優だったとはいえ、財閥家に嫁に行って引退しているので、芸能界に復帰するといってもそんなに甘くないのが現実だ。

しかし、当時の芸能関係者たちはコ・ヒョンジョンに対して温情を見せた。それによって、彼女は2005年のドラマ『春の日』で完全に復帰することができた。

ただ、全盛期の勢いは望むべくもなかった。コ・ヒョンジョンにとっては不本意な日々が続いたことだろう。

そんな彼女が再び脚光を浴びたのが、2009年の『善徳女王』である。この大ヒット時代劇で、コ・ヒョンジョンはミシルという妖艶な女性を演じて大評判を取った。

まさに華麗なる復活だった。コ・ヒョンジョンは往年の栄光を取り戻したのだが、その栄光が、プライドをくすぐりすぎたのか。

彼女は2010年に放送された『レディプレジデント~大物』では制作側との間に確執を生じさせている。

その後は『リターン』や『町の弁護士チョ・ドゥルホ2』に出演している。そんな彼女は、今後どんな活躍を見せてくれるのだろうか。

♢コ・ヒョンジョン プロフィール
生年月日:1971年3月2日生まれ
身長:172cm
星座:うお座
出身校:東国大学演劇映画科
デビュー:90年ドラマ『なつめの木に愛がかかったな』

☆主な出演作
『砂時計』(ドラマ、1995年)
『春の日』(ドラマ、2005年)
『キツネちゃん、何しているの?』(ドラマ、2006年)
『善徳女王』(ドラマ、2009年)
『レディプレジデント~大物』(ドラマ、2010年)
『女王の教室』(ドラマ、2013年)
『リターン-真相-』(ドラマ、2018年)
『町の弁護士チョ・ドゥルホ2』(ドラマ、2019年)

文=大地 康

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