•   
  •   

Netflix『CASHERO』主演ジュノが「本当に面白い作品になる」と確信した瞬間は?【制作発表会】

このエントリーをはてなブックマークに追加

11月22日、Netflix新作シリーズ『CASHERO ~ヒーローは現金を持つ~』の制作発表会が行われ、主演のジュノをはじめ、キム・ヘジュン、キム・ビョンチョル、キム・ヒャンギ、イ・チェミン、カン・ハンナ、そしてイ・チャンミン監督が出席した。

ジュノ扮する“切ないヒーロー”の行方が気になる! 

同作は、結婚資金や住宅費に悩む平凡なサラリーマン・サンウンが「手に握った現金の額だけ力が強くなる」という奇妙な能力を得てしまうところから始まる、生活密着型ヒーロードラマ。

「一言で定義するのが難しいドラマ」と紹介したイ・チャンミン監督は、「平凡なサラリーマンのサンウンが、手にしているお金の分だけ超能力を使えるという設定から物語が始まる。普通の人が、日常を守るために超能力を使う生活密着型ヒーロー作品だ」と説明。「ヒーロー同士が戦う物語ではなく、平凡な人間が自分の能力で立ち向かう姿を描きたかった」と従来のヒーロー物語との差別化のポイントを語った。

ジュノは自身が演じるサンウンについて、「特別さとは無縁の、本当に平凡なキャラクターだ。結婚を控え、新居を用意するために必死で貯金していた普通の公務員が、父親から突然超能力を受け継ぐことになる」と紹介。「手に持っている現金の分だけ力を使えるが、それはすなわち自分のお金を使うという、笑えない状況でもある」と語った。

続けて「力を使うためにはお金が必要だが、それはサンウンが置かれている現実とはかけ離れている。家を用意し、生活費も稼がなければならない現実の中で、誰かのために力を使うたびにお金が減っていく。そのジレンマを常に抱えて生きている」とキャラクターの葛藤を説明した。

(写真提供=OSEN)

さらにジュノは「サンウンが最も追い込まれるのは、他人のために、どうしてもお金を使わなければならない瞬間だ。第1話のエンディングを見て、この作品が何を語りたいのかがはっきり伝わると感じた。とても大きな余韻があって、本当に面白い作品になると思った」と振り返った。

「サンウンは自ら望んで助けるというより、状況に押されて誰かを助ける人物だ。お金ではなく、自分の心構えによって動くキャラクターで、自分の運命を受け入れていく。その変化の過程を表現することに力を注いだ」と明かしている。

最後にジュノは「演技をしているときは、自分自身のことは考えず、徹底的にキャラクターとして存在する。役に入り込むことに難しさはなかった」と語り、「自分の作品を多くの人が見てくれると、心が豊かになる。努力した分、多くの愛を受けられたらうれしい。今回の作品もたくさんの方に見てほしい」と期待を込めた。

『CASHERO ~ヒーローは現金を持つ~』は、12月26日(金)よりNetflixで配信される。

(記事提供=OSEN)

前へ

1 / 1

次へ

関連記事


RANKINGアクセスランキング

写真


注目記事