イケメン俳優チョ・インソンが新境地を開拓した映画『モガディシュ』とは?

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韓国で2021年7月28日に公開された映画『モガディシュ』に、カン・テジン役で出演したチョ・インソン。『モガディシュ』は、韓国が北朝鮮より先に国連に加入しようと東奔西走していた91年を舞台に描かれた作品だ。

彼が演じたカン・テジンは、元国家情報院の職員で駐ソマリア韓国大使館の参事官を務める人物だ。

2018年のヒット映画『安市城 グレート・バトル』から3年ぶりの映画復帰となったチョ・インソンは、役を演じるうえで「肩書きなんて関係ない」と思い、その理由については、「映画自体がキャラクターの出自や職業よりもサバイバル劇を優先した内容だったからだ」と語っている。

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共演者には、駐ソマリア韓国大使ハン・シンソン役の俳優キム・ユウソクと、駐ソマリア北朝鮮大使リム・ヨンス役のホ・ジュノがいる。

キム・ユンソクが見ていて突き刺さるような演技をしてくれたので、リアクションをするだけで済んで気が楽だったというチョ・インソン。

映画『モガディシュ』の制作発表会のときのチョ・インソン

俳優として積んだ経験

彼は、撮影現場でキム・ユンソクと演技の話よりもプライベートの相談をすることが多かったらしく、自分の悩みをしっかりと受け止めて応援してくれたという先輩俳優に、撮影中は何度も感謝したと語っている。

一方のホ・ジュノとはいつも一緒にコーヒーを飲む仲だった。さらに、泊まっていたホテルはホ・ジュノと部屋が隣同士だったようで、コーヒーが飲みたくなったらかならず隣の部屋をノックしていたそうだ。

映画のロケ地であるモロッコを幻想的な場所だと感じたチョ・インソン。ただ、現地に着くまでかなり時間がかかって大変だったらしく、飛行機を降りてから車で3時間ほど移動して撮影現場に着いたときは、天国に来たように感じたという。

これまでに、俳優として映画の『霜花店』や『ザ・キング』『安市城 グレート・バトル』などに出演し、ドラマでは『バリでの出来事』『その冬、風が吹く』『ディア・マイ・フレンズ』などで演技を披露した。

以上のように、俳優として積んできた経験を、この『モガディシュ』でも存分に発揮している。彼の次回作はどんなジャンルになるのだろうか。

文=大地 康

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