日本でも空前のブームを巻き起こしているドラマ『愛の不時着』。劇中でヒロインのユン・セリを演じた女優ソン・イェジンの注目度も高まるばかりだ。
2001年にドラマ『おいしいプロポーズ』で女優デビューしたソン・イェジン。日本では2003年にヒロインを務めたドラマ『夏の香り』でその名が知られ、2004年には映画『私の頭の中の消しゴム』の大ヒットでトップ女優に。
2005年にはあのペ・ヨンジュンと共演した映画『四月の雪』でも存在感を示し、いつしか“新・涙の女王”と呼ばれるようにもなった。
近年はドラマ『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』、そして『愛の不時着』などで“ロマンチック・コメディの女王”にもなった彼女だが、実はデビューしたばかりの頃は時代劇ドラマにも出演していたことをご存じだろうか。
それが2002年にSBSで放映されたドラマ『大望(テマン)』だ。
同作は、朝鮮王朝時代の後期に暮らす市井の人々にスポットを当てた時代劇ドラマで、大商人の家で育てられた義兄弟の対立を軸にしながら物語が進んでいく人情時代劇。
このドラマでソン・イェジンは、なんと男装した商人チェ・ドンフェを演じているのだ。
全26話で韓国放映時の最高視聴率は30.8%を記録した『大望』。ソン・イェジン以外にもチャン・グンソク、チョ・インソンなど、今では主演級となったスターたちの若かりし姿と演技も拝めるので、機会があればぜひチェックしておきたい。
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