韓国のベストセラー作家であるキム・ジンミョンの歴史小説『高句麗』が、ドラマ化される。
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制作会社IOKカンパニーによると、ドラマ『高句麗』(原題)は高句麗時代を舞台に、美川王(第15代王)から好太王(第19代王)までの5人の王の物語を描く予定という。制作には約1000億ウォン(約90億円)が投入される、超大作になる見込みだ。
IOKは6月4日、キム・ジンミョン作家と『高句麗』の映像物制作に関する版権契約を完了し、制作を本格化すると明かした。アメリカの人気ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のようなブロックバスター級を目指しており、IOKは最長30年間『高句麗』の著作権を確保するという。
現在6巻まで出版された『高句麗』は、高句麗史上最もドラマチックな時代とされる美川王から故国原王、小獣林王、故国壌王、好太王まで、5人の王の物語を通じて歴史と文化を紹介する作品だ。来る6月14日に第7巻が発売される予定で、2022年頃まで全10巻完結を目指しているという。
IOKの関係者は「現在、ドラマ『高句麗』を制作するためのシナリオ作業中だ。大河ドラマの停滞期である今、『高句麗』は韓国型『ゲーム・オブ・スローンズ』になると期待している」とコメント。「今まで映画・ドラマ制作と投資など、コンテンツ事業部門を強化するために努力した。そのスタートになる『高句麗』には会社が持つ全ての力量を集中させるつもりだ」と強調した。
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