ヤン・セジョンが『私の国』でソ・フィを演じてどんな刺激を受けたのか

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2019年に放送された時代劇『私の国』で主演を務めた俳優のヤン・セジョン。彼が時代劇作品に出演するのは、2017年の『師任堂(サイムダン)、色の日記』に続いて二度目である。

この『私の国』は、朝鮮王朝建国前後の時代を舞台にした時代劇で、彼は弓の名手であるソ・フィというキャラクターを演じた。

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しかし、名称だった父が無実の罪で処刑されてしまったことにより、貧しい日々を過ごす中で、フィは武官を目指すようになる。

そんなキャラクターを演じたヤン・セジョンは、フィには道理に合わないことに対して妥協しないことや、自らの信念をもって守るべきもののために行動し、父から学んだことを実践する力を持っていることを魅力として感じたという。

ヤン・セジョン

兵役後の成長が楽しみ

さらに、ドラマの中で親友であり後に対立するナム・ソノ役のウ・ドファンとは、撮影の合間に一緒に運動したり、筋トレしたりすることもあったようだ。

それから、俳優のキム・ヨンチョルが演じた朝鮮王朝の初代王・李成桂(イ・ソンゲ)の五男である李芳遠(イ・バンウォン)役のチャン・ヒョクとの撮影は楽しかったらしく、演技の応酬という形で多くのことを学んだそうだ。

ヤン・セジョンは、感情表現の演技について、最初から答えが決まっているわけではなく、相手から受けた刺激やリアクションによって対応が変わってくると思ったという。

俳優として常に新鮮な印象を感じさせてくれる彼は、今後も多くのドラマで自分の存在感を示していくことだろう。

ちなみに、ヤン・セジョンは『私の国』で時代劇初の主人公を演じた。当然、撮影中の緊張などもすごくて大変だったと思うが、最後までしっかり演じきり、ドラマを大きく盛り上げた。

2020年の5月に現役で韓国陸軍に入隊した彼は、兵役で軍務励んでいる。除隊したと、ヤン・セジョンがどのような成長を見せてくれるのかが今から楽しみだ。

文=大地 康

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