時代劇で大活躍してトップ俳優になったソン・ジュンギの最新作とは?

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ソン・ジュンギは美しさと強さを併せ持った俳優だ。彼は時代劇で大ブレークして人気俳優の仲間入りを果たしていった。その時代劇とは、『トキメキ☆成均館スキャンダル』(2010年)と『根の深い木-世宗大王の誓い-』(2011年)だ。

まず、『トキメキ☆成均館スキャンダル』では感性が柔らかいハンサムな青年を演じて大いに注目された。

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続いて出演したのが『根の深い木-世宗大王の誓い-』だった。このドラマでソン・ジュンギは、世宗の青年期に扮し、後に役を引き継ぐハン・ソッキュにうまく引き継いでいった。

彼はこの時の演技で自信を深めたという。

「世宗の役を演じるにあたり、最初は不安でしたが、終わってみれば大きな収穫がありましたね」

ソン・ジュンギ

突出したキャラクターを演じる

こうして時代劇で飛躍したソン・ジュンギは兵役を経て『太陽の末裔』に主演し、爆発的な大ヒットによって、超一流の俳優と呼ばれるようになった。

そんな彼は、同ドラマで共演したソン・ヘギョと結婚そして離婚に至ったのだが、プライベートの問題を乗り越えて、俳優として変わらぬ活躍を見せている。

ソン・ジュンギは今年36歳になる。「年男」になるだけに、ますます意欲が高まっているのだが、映画とドラマの新作で喝采を浴びるのは間違いない。

まず、映画は『勝利号』(原題)がNetflixで2月5日に配信されることになっている。この作品では、映画『私のオオカミ少年』で組んだチョ・ソンヒ監督と再び呼吸を合わせた。SF映画という斬新な題材でソン・ジュンギの多様な演技力が存分に生かされている。

さらに、2月から放送が始まるのがtvNのドラマ『ヴィンセンツォ』だ。

この作品は大変な異色作だ。ソン・ジュンギが扮するのは、凄い才能によってマフィアの幹部までのし上がったヴィンセンツォという男だ。突出したキャラクターをソン・ジュンギが演じるということで、早くも『ヴィンセンツォ』は大変な話題になっている。

文=康熙奉(カン・ヒボン)

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