ソン・ジュンギは『根の深い木』に出た時に恐ろしいほどの重圧を感じた!

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人気俳優のソン・ジュンギが出演した時代劇と言えば、彼の俳優としてのキャリアで強く思い出すのが、『トキメキ☆成均館スキャンダル』(2010年)と『根の深い木-世宗大王の誓い-』(2011年)である。

『トキメキ☆成均館スキャンダル』では甘いマスクの青年を好演して人気を博した。当時は、「女性より美しい男性」というキャッチフレーズが生まれたほどだった。

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また、『根の深い木』では若々しい国王を魅力的に演じていた。

しかし、そのソン・ジュンギが『根の深い木』に出演したときのエピソードがとても興味深い。彼は、とてつもないプレッシャーに悩まされたという。

その理由は何なのか。それは、名優のハン・ソッキュが扮する世宗(セジョン)の青年期を演じたことだった。

ソン・ジュンギ

ソン・ジュンギの俳優としての自信

確かに、若手俳優だったソン・ジュンギにとっては名誉なことだったが、同時に、プレッシャーが凄かったという。

なにしろ、その役を引き受けた当時、「本当にできるのか?」と周囲から言われたという。そのとき、とんでもない役を引き受けたことに気づいたのだ。

確かに、出演場面は少なかった。しかし、世宗の青年期というのは物語の伏線を作る上でも、とても重要な場面ばかりだった。

役の重さがわかってから、とにかく、ソン・ジュンギは「ハン・ソッキュ先輩にうまく引き継ぐこと」に全力を尽くした。

そう思い直してからは、いい意味で開き直ることができたという。以後、彼は図太く役に没頭することに集中した。

「世宗の役を引き受けたのはいい決断でした。確かに、最初は不安で仕方がありませんでしたが、終わってみれば、大きな収穫がありました。視聴者の方々からの評価も良かったのでホッとしました」

そう語ってソン・ジュンギは胸をなでおろした。

試練とも言える役をこなして、ソン・ジュンギは俳優としての自信を深めた。彼にとって『根の深い木』は、飛躍のきっかけを与えてくれる時代劇になった。

文=康 熙奉(カン ヒボン)

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