今や韓国ドラマ界のトップ女優と言っても過言ではない。それほどパク・ミニョンは人気絶頂である。
もともと、時代劇でも存在が光っていた。なにしろ、パク・ミニョンが最初に大ブレークしたのが『トキメキ☆成均館スキャンダル』だったのだ。
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このドラマでパク・ミニョンが演じたのはユニという美少女だった。
彼女は、男子禁制の成均館（ソンギュンガン／朝鮮王朝時代にエリートが集まった最高学府）に、女性でありながら男装して入学する。とにかくキュートな笑顔がとても印象的で、パク・ミニョンは一気に人気女優の仲間入りを果たした。
それ以後、パク・ミニョンは次々にドラマに主演してヒットさせた。時代劇でいえば、2017年の『七日の王妃』も大評判になった。このドラマでパク・ミニョンは、運命に翻弄された悲しき端敬（タンギョン）王后を演じた。各場面で見せたパク・ミニョンの美しさに惹かれた視聴者が本当に多かっただろう。
このように時代劇で大活躍してきたパク・ミニョンだが、ラブコメでパク・ソジュンと共演したのが『キム秘書はいったい、なぜ？』だった。
パク・ソジュンが演じたのは大会社の副会長を務める強烈なナルシスト。そんな彼に９年間も仕えたスーパー秘書をパク・ミニョンが扮した。そのキム秘書が急にやめると言いだしたことから、ナルシストが動揺して様々な騒動を起こしていく。そんな騒動をテキパキとおさめていくキム秘書をパク・ミニョンは本当にスマートに演じていた。
彼女は『キム秘書はいったい、なぜ？』の制作発表会でこう語っていた。
「しっかりとダイエットして秘書にふさわしい身のこなしを心掛けました」
その言葉のとおり、パク・ミニョンは完璧な秘書をカリスマモデルのように演じてドラマを大いに盛り上げていた。
『キム秘書はいったい、なぜ？』はネットフリックスでもランキング上位を席巻していて、今や日本でも注目されている。
今後、日本でも「パク・ミニョン人気」が大いに高まっていくことだろう。
文＝康 熙奉（カン ヒボン）
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