日本のディズニープラス「スター」で配信されている韓国ドラマ『スノードロップ』。韓国では、2021年12月18日から2022年1月30日まで放送されていた。
この作品で、主演を務めている俳優のチョン・ヘインと、ガールズグループBLACKPINKのメンバーであるジス。
チョン・ヘインは、俳優として2014年『三銃士』や2020年『半分の半分』、2021年『D.P -脱走兵追跡官-』などのドラマに出演している俳優で、この『スノードロップ』では北朝鮮の工作員イム・スホを演じている。
一方のホス女子大学英文科1年のウン・ヨンロ役を務めたジスは、過去に2015年『プロデューサー』や2019年『アスダル年代記』に出演したことがある。そんな彼女が『スノードロップ』で初めて主演を務める。
この『スノードロップ』は、1987年の韓国を舞台に、押し寄せてくる民主化の波で世の中が大きく変わろうとしている時代を駆け抜ける男女のせつないロマンスを描いた作品だ。
チョン・ヘインは、自身が演じたスホを「大切な人を守るために戦う男」と評している。そんな彼を演じるために、監督と何度も話し合ったという。
そして、ジスは日常生活で苦しいことがあったとき、自分は「感情を表に出さずに秘めてしまうタイプ」だと語っているが、自身が演じたヨンロは「自分の感情を素直に表現するタイプ」だと評している。
始めて主演を務めることで、ジスは緊張していたと思うが、撮影現場で周りの人々から「チョン・ヘインのような相手役はいない。幸運だ」と言われたという
そのことに対して同じように思っていたというジス。「ヘインさんが、自分の演技を注意深く見守ってくれたりアドバイスをくれたりなどしてくれて、気持ちが楽になった」と語った。
そんなジスの相手役を務めたチョン・ヘインは、「ジスの初めての相手役になることができてうれしかった」と話している。
劇中で息のあった見事な演技を見せたチョン・ヘインとジス。2人がこれからどう活躍するのかに注目したい。
文=大地 康
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