『哲仁王后』の事前解説ドラマが10倍面白くなる哲宗時代の歴史背景とは?

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テレビ東京で9月9日(金)から『哲仁王后~俺がクイーン!?~』が放送開始となる。このドラマは、現代韓国の大統領官邸のシェフが朝鮮王朝時代の王妃に成り代わってしまうという奇抜なコミカル時代劇だが、歴史の描き方はしっかりしている。

【写真】『哲仁王后』主演女優シン・ヘソンはどんな人なのか!

そういう意味では、当時の歴史を知ることが、ドラマをより楽しむための格好の手段となる。そこで、『哲仁王后~俺がクイーン!?~』で描かれた時代について解説しよう。

ドラマの舞台は朝鮮王朝25代王・哲宗(チョルジョン)の時代だ。キム・ジョンヒョンが演じている哲宗は、農民から王になった人物で、もともとは元範(ウォンボム)という名前だった。王族でありながら、先祖が反逆の罪に問われて、江華島(カンファド)に流罪になっており、元範もそこで暮らしていた。

1849年、24代王・憲宗(ホンジョン)が亡くなり、祖母であった純元(スヌォン)王后は、実家の安東(アンドン)・金(キム)氏の勢力を維持するために、江華島で生活していた元範を国王の後継者に指名した。

まさに仰天人事だったが、元範も青天の霹靂(へきれき)で哲宗として即位することになった。なにしろ、農業しかやっておらず、まともに読み書きができなかったと言われている。それは、純元王后にとって好都合だった。容易に傀儡(かいらい)政権を作れたからだ。

シン・ヘソンが演じる哲仁王后とキム・ジョンヒョンが扮している哲宗(写真=© STUDIO DRAGON CORPORATION)

喜怒哀楽を表情に出さない性格

1851年、哲宗は安東・金氏の娘を妻として迎えた。それが、『哲仁王后~俺がクイーン!?~』のヒロインとなる哲仁(チョリン)王后である。

ドラマは哲仁王后が王妃になった年を描いているので、舞台設定は1851年ということになる。シン・ヘソンが演じた哲仁王后は、1837年に生まれている。王妃になったのは14歳のときで、性格は無口で、喜怒哀楽を表情に出さなかったと言われている。

しかし、ドラマでは彼女に現代韓国の男性の魂が入り込んで、とても乱暴なしゃべりを連発する王妃になってしまった。そのあたりは痛快なほど愉快だった。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

『哲仁王后~俺がクイーン!?~』DVD-BOX 18,000円(税抜)
発売元:ストリームメディアコーポレーション/販売元:TCエンタテインメント/
© STUDIO DRAGON CORPORATION

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