『魔法のランプにお願い』キム・ウビンが語る『紳士の品格』と『相続者たち』への思い」【インタビュー】

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キム・ウビンが、Netflixシリーズ『魔法のランプにお願い』や脚本家キム・ウンスクとの13年にわたる縁を振り返った。

【写真】キム・ウビン、まだ発音が下手…!? 相手役ペ・スジとのやりとりが愉快すぎる!

『魔法のランプにお願い』は、千年ぶりに目覚めたランプの精ジーニー(演者キム・ウビン)が、感情を失った人間ガヨン(演者ペ・スジ)と出会い、3つの願いをめぐって繰り広げるストレスゼロのファンタジーロマンティックコメディ。キム・ウビンはタイトルロールであり、男性主人公ジーニーを熱演した。

(写真=Netflix)

特に本作は、キム・ウビンがキム・ウンスク脚本家と3度目にタッグを組んだ作品でもある。

2012年のドラマ『紳士の品格』で助演としてキム作家と作品をともにし、『相続者たち』では主演級として再会。そして今回、『魔法のランプにお願い』で再び縁を結んだ。

(写真=Netflix)

以前、YouTubeバラエティ『妖精ジェヒョン』出演時には、過去にキム・ウンスク作家からの出演オファーを断ったことがあると明かしていたキム・ウビン。

「すでに他の俳優さんが出演されていた作品でした」と言葉を濁しながらも、「脚本の問題ではありませんでした。当時はスケジュールの都合でお断りしました」と説明した。

『魔法のランプにお願い』では『相続者たち』で演じたチェ・ヨンド(演者キム・ウビン)をオマージュする場面も登場する。実際にキム・ウビンは今もチェ・ヨンドの制服を大切に保管しているほど強い愛着を抱いているという。

「ヨンドを演じたときに多くの方が僕のことを好きになってくださいましたし、今も覚えていてくださる方がいらっしゃいます。だからもう一度お会いできてうれしかったです」

「『相続者たち』の制服を衣装チームが探しても見つからなかったのですが、私が保管していました。ポケットを見たら、当時の台本の切り抜きまで入っていたんです。ただ、今は体が大きくなって制服が着られなかったので、名札とボタンだけ取って新しく作り直しました。懐かしかったですが、今のスタッフの前で昔の姿を見せるのは少し照れくさかったです。撮影後は、その制服をまた持ち帰りました」

12年ぶりに再びキム・ウンスク作家の脚本を手にした感想については、「台本を読んだ瞬間、あまりにも良くて撮影を進めるのがもったいないくらいでした。1シーン1シーンを惜しみながら撮りました。長い間私を見てきてくださった作家さんなので、私の演技を想像しながら書いてくださったのだと思います。まるでオーダーメイドの脚本を受け取ったように心地よく、楽しかったです」と語ったキム・ウビン。

(写真=Netflix)

さらに、「私はキム・ウンスク作家のユーモアが好きです。そして、彼女の作品にはいつも明確なメッセージがあります。作品を通して、普段あまり意識しない“身近な思考”について考えさせられます。視聴者の皆さんとその考えを共有できることをうれしく思います」という。

『紳士の品格』で助演だった自分が、『魔法のランプにお願い』で主演を務めるまでに最も変わった点を問われると、「後輩が本当に増えました」と笑い、「現場では監督を除けば、ほとんどが年下。何か模範を示さなければと思います。むしろ末っ子だった頃のほうが気が楽でした。でも、与えられた仕事を全力でこなすという点は変わりません。スタッフの皆さんとよくコミュニケーションを取りながら、現場を大切にしたいです」と語ったキム・ウビン。

最後にこんなコメントでインタビューを終えたのだった。

「『魔法のランプにお願い』が多くの方にとって楽しい作品になればうれしいです。後で思い出したときに、“あの作品面白かったね”“あのメッセージが良かったね”と語り合えるようになればいいと思います。自分がどんな俳優になるのかはわかりませんが、常に“良い俳優”でありたいです。そのために、与えられた作品の中でベストを尽くしたいと思います。脚本を読んで感じた感情やメッセージを、視聴者・観客の皆さんにできるだけ誠実に伝えたいです」

(記事提供=OSEN)

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