ユ・ヨンソクがたっぷり語った『その電話が鳴るとき』への愛と感謝

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『その電話が鳴るとき』で熱演した俳優ユ・ヨンソクが、済州航空機事故直後に行われた「2024 MBC演技大賞」で哀悼の意を表し、非常戒厳令事態や弾劾政局など混乱の続いた時期に放送が頻繁に中断された作品について語った。

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ユ・ヨンソクは1月6日、ソウル市江南区清潭洞にある所属事務所キングコングbyスターシップのオフィスでインタビューを行い、取材陣とともに1月4日に最終回を迎えたMBCドラマ『その電話が鳴るとき』について話を交わした。

『その電話が鳴るとき』は同名のウェブ小説を原作としたドラマで、脅迫電話から始まる政略結婚3年目のショーウィンドウ夫婦のシークレット・ロマンススリラーを全12話で描き、「大人のメロドラマ」として好評を博した。

ユ・ヨンソクは男性主人公ペク・サオン役を演じ、女性主人公ホン・ヒジュ役のチェ・スビンと共に「サジュ(四柱)カップル」と呼ばれ、ドラマファンの間で人気を集めた。

(写真提供=キングコング by スターシップ)

これを受け、1月5日に韓国で放送された「2024 MBC演技大賞」でユ・ヨンソクはミニシリーズ部門の最優秀男優賞と、チェ・スビンとのベストカップル賞を受賞した。しかし、チェジュ航空機事故の翌日に行われた授賞式の影響で、きちんと感想を述べることができなかった。

「授賞式当日は状況が状況だけに、心から祝福を受けることに申し訳なさを感じました。私たちのドラマも多くの愛をいただき、感謝すべき点がたくさんありますが、当時は多くの方が悲しみに暮れていたので、落ち着いて受賞の感想を述べることができませんでした」と打ち明けたユ・ヨンソク。

「心の整理がつかず、作家さんに感謝の言葉を伝えるのを忘れてしまい慌てました。この場を借りて、素晴らしい脚本を書いてくださった作家さんに感謝の気持ちを伝えたいと思います。幸いなことに生放送ではなかったので、後ほど個別にお礼を伝えました。舞台を降りてから電話をして、私の気持ちを込めてお祝いの言葉をお伝えしました」と話した。

そして、「ドラマのタイトルが“その電話が鳴るとき”なのに、ドラマをやっている間は家族や友人の電話に出られませんでした。それが申し訳なく、また感謝の気持ちを伝えたいです」と笑顔を見せたのだった。

(写真提供=キングコング by スターシップ)

ユ・ヨンソクは、「私たちのドラマを愛してほしい、たくさん見て楽しんでほしいと強く願うことが難しい状況の中で放送を続けました。そんな中でも“ドラマが一種の慰めになった” “楽しい気分転換の時間になった”と言っていただけたのが本当にありがたかったです。最後までドラマを待って応援してくださったことに感謝しています」と語った。

実際、『その電話が鳴るとき』は12話という比較的短い作品でありながらも、多くの困難に直面した。非常戒厳令や弾劾政局、航空機事故の影響で放送が何度も中断されたためである。

韓国の視聴者は納得したものの、Netflixを通じて海外ファン層が厚かったため、ユ・ヨンソクは自身のSNSを通じてこうした状況を直接説明する場面もあった。

「各話が公開されるたびに海外のファンが熱い反応を見せてくれました。本当にありがたかったです。こんなにたくさんの愛を受けていいのだろうかと思うほどでした。予想以上に韓国でも熱い反応をいただき、海外でも非常に熱狂的な反応があったので驚きました」と感謝の意を表したユ・ヨンソク。

「放送中断の際も、むしろ海外から多くの人々が見守ってくれているという思いがありました。海外の方々は私たちの国の状況を知らないので、詳しく伝え、少し待ってほしいという意味でSNSに投稿しました」と説明した。

また、「その待つ時間が作品への愛情を引き出すきっかけになったように思います。海外ではもどかしさを表現するミームが作られるほどで、それを見ながらも愛情を感じました。放送中断後に視聴率が上がり続け、愛情を示してくださったおかげで助かりました」と語ったのだった。

(記事提供=OSEN)

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