JUN(SEVENTEEN)インタビュー主演ドラマ『独占おとぎ話』は 「今までにないラブコメの“甘さ”で癒されてほしい」

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世界中で大人気グループのK−POPアイドルSEVENTEENの国宝級イケメンJUNが単独初主演したドラマ『独占おとぎ話』。SEVENTEENの中国人メンバーJUNが、多彩な表現力でクールな秀才男子リン・チャオを好演。幼なじみのシアオ・トゥーにだけ見せる甘い表情や、長身に映える極上のスーツ姿などルックスも含め胸キュンポイントが盛りだくさんだ。

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そんなチャオが恋するヒロイン役には、“第二のアリエル・リン”と称されるジャン・ミアオイー。チャオからの好意にドギマギする天真爛漫なヒロインを魅力たっぷりに演じている。

全プラットフォームのドラマ総合熱度ランキングと配信ドラマ熱度ランキングで1位を獲得し、ドラマランキングでアメリカ・オーストラリア・韓国・日本を含めた9つの国で1位に輝き、世界的大ヒットを記録した本作。

日本ではU-NEXTにて独占先行配信中。NBCユニバーサル・エンターテイメントからBlu-ray SET1~2&DVD-SET1~2 、 レンタルDVD Vol.1~12が好評リリース中でもある。

この配信開始とBlu-ray&DVDリリースを記念して、主演を務めリン・チャオ役を演じたJUN(SEVENTEEN)よりインタビューが到着。その全文を紹介しよう。

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―『独占おとぎ話』に出演した理由を教えてください。
ちょうど中国に帰国して活動するスケジュールだったところに、このドラマのオファーをいただきました。時期、環境、人間関係、すべてが整って『独占おとぎ話』に出演するご縁をいただくことになりました。

―最初に脚本を読んだ感想はいかがでしたか? どんなところに魅力を感じましたか?
最初に脚本を読んだ時は、小説を読んでいるような気持ちでした。皆さんにご覧いただいたドラマの最終的な編集とは違って、最初の脚本はリン・チャオとシアオ・トゥーの子供時代のエピソードから始まっていました。一緒に育つ二人が中学生になり高校生になっていく様子に深く心を動かされて、まるでもう一つの人生を歩んでいるような気持ちになりました。そこが魅力的に感じたところです。

―本作は人気の青春小説のドラマ化です。このような青春の甘いロマンスに特有の魅力とは何だと思いますか?
僕が思う特有の魅力とは、これまでにない“甘さ”を味わえることですね。日常生活ではいろいろな“苦さ”を味わうことが多いと思いますが、皆さんがこの青春の甘いロマンスを観ることでストレスから解放されて、生活に“甘さ”を添えられることを願っています。

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―何事にも優秀で、繊細で自立心のある“山羊座”のリン・チャオを演じるに当たって、特に意識したことや工夫したことはありますか?
リン・チャオを演じるに当たっては、自分本来の性格や習慣から引き算することが多かったです。というのも、僕自身はリン・チャオと比べると外向的だからです。撮影現場では監督からもう少し控えめにと言われることもありました。そこが特に意識したところです。

―劇中で最も好きなシーンはどこですか? 最も心を動かされたシーンはどこですか?
僕にとって最も好きなシーンと最も心を動かされたシーンは同じです。最終話、リン・チャオが観覧車の下でシアオ・トゥーにプロポーズするシーンです。ここは特に見どころです。二人が向かい合って立ち、子供から大人になるまでの過程をところどころ振り返る、ロマンティックなシークエンスです。

―劇中、自分で工夫して演じてみたり、アドリブで演技したところはありましたか?
工夫して演じてみたところといえば、リン・チャオの趣味の部分ですね。JUNとはあまり似ていないキャラクターですから。また、アドリブで演技したところは、ジュー・ウェンユー役のタン・ジアタイさんとのシーン、大学の男子寮のシーンではたくさんありました。元の脚本を4割か6割とするなら、皆でそれを8割から10割に引き伸ばして演じていました。こうした撮影は毎回とてもいい雰囲気でしたが、その代わりに笑いをこらえるのが大変でした。

―本作に出演して得た新たな経験、影響を受けたことは何でしょうか?
新たな経験といえば、大人の俳優となった今、一つの役で子供から大人になるまでの過程を演じられたことです。今回の経験はドラマや映画だけでなく、ステージやバラエティ番組に出演する際にも生かすことができると思います。『独占おとぎ話』を通して成長できた部分を今後、ステージでもいいですし、バラエティ番組でもいいですし、何らかの形で発揮していければと思います。

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―普段のグループ活動とソロでのドラマ撮影では、気持ちの上でどんな違いがありましたか?
違いは大きかったですね。ステージやバラエティ番組への出演が多いグループ活動と、一人でドラマを撮影するのでは気構えが違いました。グループ活動でステージに立つ時は、自分自身のパートを一生懸命やり遂げることが必要ですし、なるべくパフォーマンスを大きく見せることが大切です。でも、一人でドラマを撮影するということは、一つの物語を語るということ。じっくりと時間をかけて、その物語のエピソードを一つずつ皆さんに感じてもらうことが必要です。つまり、気持ちの上では大きな違いがあるのですが、どちらも僕にとってはとても楽しいプロセスです。

―SEVENTEENのステージでのパフォーマンスとドラマでの演技表現は全く違いますが、両者の最大の違いとは何ですか? その理由も教えてください。
確かにステージでの表現とドラマでの演技は大きな違いがあります。ステージではどんなポイントも大きく見せることが必要ですが、ドラマの場合、適度な大きさを考え、自然に見せることがより重要です。しかもステージでは特に自分のパートでカメラがどの位置に来るのかを確認して、カメラが自分を捉えた時に目線を向けてレンズの向こうにいる観客との交流を意識しなければなりません。でも、ドラマは違います。ドラマは多くの場合、共演キャストたちと交流することになります。

―撮影中にSEVENTEENのメンバーから励ましのメッセージなどをもらいましたか? その中で印象に残っている言葉はありますか? そのほか、何かメンバーとのエピソードがありましたら教えてください。
クランクイン祝賀イベントの時からたくさんの励ましのメッセージをもらいました。何が印象に残っているかといえば、どの言葉も印象深いです。僕だけでなくメンバーたちもきっと印象深いと思います。グループの皆で長年一緒に生活してきて、こんなに長い間、誰かが一人でドラマ撮影に行くことが初めてだったので、全員にとって新鮮な経験だったと思います。当時は、メンバーたちが僕にあれこれといろんな質問をしてきて、それも楽しい思い出です。

―撮影現場の雰囲気はいかがでしたか? これまで経験したことのない出来事はありましたか?
撮影現場の雰囲気はもちろんとてもよかったです。キャストたちの関係は非常によくて、皆で一緒におしゃべりしたり、ご飯を食べに行ったり、一緒にふざけたり、お互いに助け合ったり、とても楽しく過ごせました。これまで経験したことのない経験というのは、さっきも言ったように、初めて一つの役で子供から大人になるまでを演じたことです。時間が巻き戻ったような感覚で、とても面白かったです。今後もさまざまなキャラクターを演じられたらと思います。

―劇中にはさまざまな魅力的なキャラクターが登場しますが、リン・チャオとシアオ・トゥー以外で好きなキャラクターはいますか? その理由も教えてください。
どのキャラクターもそれぞれの魅力があると思います。例えばイン・ズーハン、ジュー・ウェンユー、ジア・スーウェンは、それぞれ独自のストーリーラインもあって、どれも面白いです。シュー・リンロン、イン・ズーハンのようなキャラクターは、僕もぜひ演じてみたいです。なぜなら、僕自身の性格は彼らにわりと近くて、面白くて、活発な二人のキャラクターが好きだからです。

―ジャン・ミアオイーさんと共演した感想はいかがですか? また、シオン・アオボーさんら人気俳優とも共演していますが、撮影現場ではどんなふうに過ごしていましたか? 何か面白いエピソードや印象深い出来事がありましたら教えてください。
ミアオイーさんとは初めての共演でしたが、現場では楽しく過ごせましたし、皆が互いに気遣いあって、大変な撮影でも助け合い、和気藹々としていました。知り合ったばかりなのに、ずっと昔からの友達のように感じられて、特にミアオイーさんがいろいろと僕を気遣ってくれたことに感謝したいと思います。僕は現場ではいつも皆の雰囲気が楽しくあってほしいと思っています。何と言っても『独占おとぎ話』は青春ドラマなので、現場が仲の良い雰囲気なら、それが作品にも効果的に表れると思います。それなので、皆で仲良く過ごして、一緒におしゃべりしたり、美味しいものを食べたりしていました。面白い印象的なエピソードとしては、高校と大学での撮影では、キャストの皆で一緒に学校の食堂でご飯を食べていたことです。学園グルメを堪能できたことがとても楽しかったです。

―今回、ドラマの主題歌を歌っていますが、収録時のエピソードなどを教えてもらえますか? 
OSTをレコーディングする時には監督と作曲家の先生とドラマのテーマについてたくさん話し合いました。監督からはリン・チャオのフィーリングを持って歌ってほしいと言われました。これまでにない経験だったのは、ドラマのクランクアップ後にレコーディングをしたことです。そのため、歌詞と楽曲で表現すべきことがすでに頭に入った状態で歌えたことが、印象に残っています。そういう経験もためになりました。

―普段はどんなジャンルの映画やドラマを観ますか? 今後、どんな役柄に挑戦してみたいですか?
普段から一つのジャンルに限らず、どんなジャンルの作品でも観ています。ネットで映像を観て面白そうだなと思った作品や、人からおすすめされた作品、配信サイトでランキング入りした人気作など、何でも観ます。今後はこれまでとは違う役柄に挑戦したいです。また、子役の時に演じたような役も改めて今、役を深掘りして演じてみたいですね。例えば、子役の時に撮影したドラマ『薛丁山(原題)』(2013)の薛應龍のような役や時代劇もやってみたいです。

―オフの時は何をして過ごしていますか? リラックスするために何をしていますか?
オフの時はわりと家で過ごしていますね。家で小説を読んだり、ゲームをしたりします。買い物に行って料理をして食べたりするのも、僕にとってリラックスできる方法です。また、皆さんへのアドバイスとしては、週末や休暇の時に繁華街に出かけていくのはダメとは言いませんが、そういうのは疲れてしまうので、本当にリラックスしたいなら、心が休まる趣味を楽しむのがおすすめです。

―最後に、日本のファンと視聴者にメッセージをお願いします。
カラット(ファンクラブの名称)の皆さん、視聴者の皆さん、『独占おとぎ話』を観ていただき、リン・チャオとシアオ・トゥーの物語を好きになってもらえたら嬉しいです。これからも、ステージでのパフォーマンスはもちろん、映画やドラマでも、皆さんにさらに多くのさらに面白い作品をお届けできるように頑張ります。

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