10月11日、俳優カン・フンがドラマ『シスターズ』の放送終了記念インタビューに応じた。
劇中、ハ・ジョンホ役を演じた彼は「オーディションを受けて合流した。『赤い袖先』の撮影中にオーディションを受けた。(『シスターズ』の監督が演出した)『ヴィンチェンツォ』のファンだ。インギョン(演者ナム・ジヒョン)と絵柄が合っていると、たくさん言われた」と出演するまでを説明した。
ジョンホは、『シスターズ』でハッピーエンドを迎えたキャラクターだ。カン・フンは「このドラマで目標を達成した人はジョンホだと思う。彼はゆっくりと待った末に愛を得た。僕にとってもジョンホの結末がよかった。この作品はインギョンに対する愛だけで走ってきた。彼女を守るために走ってきて、彼女と結ばれてよかった」と感想を述べた。
幸せな結末のように、カン・フンとナム・ジヒョンのコンビネーションも抜群だった。
カン・フンは「ナム・ジヒョンは良い人だ。一から十まで僕に合わせてくれて、楽だった。いつも明るい顔で僕を迎えてくれるから、そのおかげでインギョンを愛する演技ができた。ナム・ジヒョンという女優を見た時、初対面からいい人だと感じた。話をして撮影をするほど、人に接する姿が一途だったり、より良い姿を見せてくれるので、もっと楽にジョンホについて話し、インギョンについて話をしながら撮影をした」と感謝の気持ちをにじませた。
『赤い袖先』『シスターズ』と、ヒット作に立て続けて出演した彼は、これから『花ソンビ熱愛史』(原題)と、『君の時間の中へ』(原題)に出演が決まっている。
俳優として忙しい日々を送る彼だが、悩みの時間もあった。
彼は「長く休んだ時期もある。俳優を続けるべきか、交渉する時間があった。夢をあきらめるべきか悩んだ。挫折はせず、より強くなった。強くなったきっかけが、ずっと進められる原動力だと思う。俳優の仕事が好きで、楽しい。最初はセリフもない役だったけど、今はキャラクター説明がしっかりある。夢の中を生きていると思う。演技を始めた時の緊張感を覚えているし、カメラの前では相変わらず震える」と、振り返った。
そして「最近は、休みが休みではない。セリフを覚える日が休日だ。オフの日はよく家にいる。家の前の漢江を散歩しながらセリフを覚える。忙しかった時は家に帰る日が少なかった。地方で泊まったりしていたので。(抱えている)作品が終わった時はゆっくり休めると思う。今は緊張の連続だ」と近況を伝えた。
彼は『シスターズ』のスタッフと俳優たちに感謝を忘れなかった。
「撮影現場が良かったし、幸せだった。撮影の最終日が名残惜しかった。この人たちとまた一緒に集まれないのが残念だった。スタッフさんたちにありがとうと言えなかった。監督と脚本家、スッタフ、俳優さんたちに感謝する。誰も怪我をせず、無事に終えられてありがたいと伝えたい。多くの俳優たちとご一緒できず、挨拶もでなかった。先輩たちとたくさんお芝居してみたかった」
カン・フンが出演した『シスターズ』は、Netflixで配信中。
(記事提供=OSEN)
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