美男子役で飛躍した注目のカン・フンはどんな俳優なのか

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カン・フンといえば、2021年11月12日から2022年1月1日まで、韓国MBCで放送されていた時代劇『赤い袖先(原題)』に出演していた俳優だ。

彼が本作で演じていたのは、2PMのジュノが扮していたイ・サンを幼い頃から支える側近のホン・ドンロである。

このホン・ドンロは、優しい笑顔が魅力的な「灸中一の美男子」と呼ばれているのだが、その一方で、「非情かつ冷淡な野心家」という裏の顔を持っているのである。

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そんな二面性のあるキャラクターを演じたカン・フン。彼は、好きだったこともあって中1から高1まではバスケットボールをしていたという。

しかし、将来プロになれる自身もなく、背もこれ以上伸びないと感じて悩んでいたというカン・フンが、演技に興味を持ったきっかけが少女時代のテヨンだった。

カン・フン

『赤い袖先』に出演したきっかけ

彼女の大ファンであるカン・フンは、テヨンをもっと近くで見るためにはどうすればいいかと考えた結果、「自分も芸能人になれば可能性があるかもしれない」と思ったという。

しかし、歌やダンスに自身のなかった彼は、演技に挑戦するため演技スクールに通った。そこで演技の楽しさに気づいたカン・フンは、「バスケしか知らなかった自分にとって、新鮮な経験でした」と語っている。

そんなカン・フンが『赤い袖先』に出演したきっかけは、オーディションだというが、最初はホン・ドンロ役ではなく、イ・セヨンが演じたドクイムの兄を始め、いくつかの役をテストで受けたそうだ。

その結果、ドンロを演じることになった理由について、「監督が自分のまなざしを見て、美男子から野心家であるドンロの変化を演じられそうだと思ってくださったからです」と語っている。

女優のキム・ゴウンや俳優ナム・ジヒョンが出演する2022年下半期放送予定の新ドラマ『若草物語』に出演することが決まっている。果たして、そのドラマではどんな演技を見せてくれるのだろうか。

文=大地 康

♢カン・フン プロフィール
生年月日:1991年5月23日生まれ
身長:184cm
星座:ふたご座
学歴:水原大学
デビュー:2009年短編映画「輪」

☆主な出演作
『仮面の秘密』(ドラマ、2018年)
『新米史官ク・ヘリョン』(ドラマ、2019年)
『おかえり~ただいまのキスは屋根の上で!?~』(ドラマ、2020年)
『赤い袖先(原題)』(ドラマ、2021年)
『若草物語』(ドラマ、2022年予定)

【写真】『赤い袖先』のイ・ジュノとイ・セヨン

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