『ホン・チョンギ』(原題)ハ・ラム役アン・ヒョソプが時代劇に挑戦した理由

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『30だけど17です』や『アビス』、『浪漫ドクター キム・サブ2』などの話題作に出演してきた俳優のアン・ヒョソプ。そんな彼が出演した時代劇『ホン・チョンギは』(原題)は、2021年8月30日から10月30日まで韓国のSBSで放送されたドラマである。

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もともと時代劇に興味があったというアン・ヒョソプ。『ホン・チョンギ』(原題)の演出を手掛けたのは『風の絵師』や『根の深い木』などでよく知られているチャン・テユだ。

そのチャン・テユの作品をよく見ていたというアン・ヒョソプが『ホン・チョンギ』(原題)で演じたのは、魔王の体内に封じ込められていたために視力を失ってしまった青年ハ・ラムだ。

しかも、そのハ・ラムは、昼は王宮で官吏として働き、夜は情報組織としての顔を持つだけでなく、魔王としての顔を持つため、1人3役に挑まなければならなかった。

アン・ヒョソプ

役の演じ分けに苦労

そのため、アン・ヒョソプは、時代劇特有の話し方や韓服を着ての動作はもちろん大変だったそうだが、3つの役柄を演じ分けるのが難しかったと語っている。

人間とは全く違う存在の魔王のキャラクターを1から作り上げなければならなかったらしく、口調や行動、戦い方など、監督のチャン・テユと話し合いながら細かく作っていったという。

一方で、王宮で優しくて慈愛に満ちている役人のハ・ラムだが、裏では王室に復讐しようと考えているハ・ラム。その2つの顔をどう区別するか本当に悩んだアン・ヒョソプは、それぞれの場面でキャラクターの気持ちに集中して演じたと語った。

この『ホン・チョンギ』(原題)で主演を務めたのは、アン・ヒョソプにとって大先輩にあたる女優のキム・ユジョンだ。

子役時代から活躍してる彼女は、撮影現場ではムードメーカーだったらしく、緊張感漂う現場をすごく盛り上げてくれたそうだ。

『ホン・チョンギ』(原題)で素晴らしい演技を見せてくれたアン・ヒョソプが、女優のキム・セジョンと共に主演を務める『社内お見合い』に出演することが決まっている。いったいどんな演技見せてくれるのかとても楽しみだ。

文=大地 康

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