チョン・ジェヨンがドラマ『狂わない限り』で見せた俳優の魅力

このエントリーをはてなブックマークに追加

韓国で2021年6月23日から8月26日まで放送されていた『狂わない限り』に出演した俳優のチョン・ジェヨン。

女優のムン・ソリと共演した彼は、この作品で22年目を迎える電気製品の開発者で秀でた能力と誠実さを評価された男性チェ・バンソクを演じている。

主に映画作品を中心に活躍するチョン・ジェヨンが、この『狂わない限り』に出演を決めた理由は、会社に勤めたことのない自分でも理解できる悲哀や喜び、面白みがあったからだという。

【関連】韓国を代表する映画女優ムン・ソリが出演した企業ドラマとは?

さらに、彼は自分と同世代の会社員たちが耐え抜こうとする様子が、自身の姿と重なるような気がしたと語っている。

チョン・ジェヨンは、自身が演じたチェ・バンソクを何があっても耐え抜こうとする人物と評しており、演技力では他の俳優たちにかなわないと語り、見た目の工夫をしながら撮影に臨んだそうだ。

チョン・ジェヨン

俳優としての存在感

そのため、普段はこざっぱりとした童顔なチョン・ジェヨンだが、この作品のために40代のくたびれてさえない雰囲気を出そうと老け顔に変身したりしたという。

ドラマ『狂わない限り』には、共演者として人事チーム長のタン・ジャヨン役の女優ムン・ソリや、開発1チーム長のハン・セグォン役の俳優イ・サンヨプが出演していた。

その中で、イ・サンヨプが最も会社員に向いていると語ったチョン・ジェヨン。その理由は真面目で礼儀正しくて、思いやりがあるからだという。

以上のように、40代の中年社員たちの栽培バルを描いた企業ドラマ『狂わない限り』を最後までやりきったチョン・ジェヨン。

これまでにも、ドラマの『ジャスティス』シリーズや、映画の『王の涙-イ・サンの決断-』や『感染家族』といった作品でも彼にしかできない演技を披露してきた。

これからもベテランの俳優として、彼は俳優としての存在感を強く示していくことだろう。

文=大地 康

♢チョン・ジェヨン プロフィール
生年月日:1970年11月21日生まれ
身長:180cm
星座:さそり座
学歴:ソウル芸術大学演劇学科
デビュー:1996年演劇『HUTANG』

☆主な出演作
『ガン&トーク』(映画、2001年)
『シルミド/SILMIDO』(映画、2003年)
『彼とわたしの漂流記』(映画、2009年)
『黒く濁る村』(映画、2010年)
『カウントダウン』(映画、2011年)
『殺人の告白』(映画、2012年)
『ソニはご機嫌ななめ』(映画、2013年)
『王の涙-イ・サンの決断-』(映画、2014年)
『ラスト・チャンス!~愛と勝利のアッセンブリー~』(ドラマ、2015年)
『正しい日 間違えた日』(映画、2015年)
『デュエル~愛しき者たち~』(ドラマ、2017年)
『ジャスティス-検法男女-』(ドラマ、2018年)
『ジャスティス2-検法男女-』(ドラマ、2019年)
『感染家族』(映画、2019年)
『狂わない限り』(ドラマ、2021年)

【関連】『王女ピョンガン』の演技でキム・ソヒョンが受賞した栄光の3冠とは?

【関連】【トンイの真実】美化されたドラマ。本当は恐ろしかったトンイの「裏の顔」

【関連】朝鮮王朝の秘められた情事…真剣勝負だった王と女性たちの“夜の営み”

前へ

1 / 1

次へ

関連記事


RANKINGアクセスランキング

写真


注目記事