人間の奥深さを巧みな演技で表現する俳優のト・サンウは、1987年12月25日に生まれた。
彼は、2008年にモデルとしてデビューし、2011年に放送されたドラマ『美男〈イケメン〉ラーメン店』で、チョン・イル演じるチャ・チスの友人のドゥヒョン役で俳優デビューを果たした。
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その後、2014年の『大丈夫、愛だ』や2015年の『元カノクラブ』などに出演し、兵役除隊後は2018年に放送されたソ・イングク主演の『空から降る一億の星』で、女優のソ・ウンス扮するペク・スンアの婚約者のチャン・ウサンを演じている。
その次に出演したドラマが2019年から2020年にかけて韓国で放送された『カンテク~運命の愛~』だ。
このドラマは、3月25日からテレビ東京の韓流プレミアで放送されており、ト・サンウはキム・ミンギュ扮する若き王イ・ギョンと対立するイ・ジェファを演じている。
ちなみに、ト・サンウはキム・ミンギュと同じく『カンテク~運命の愛~』が時代劇初出演となる。そのため、これまで現代劇とは違った新しいイメージを見せてくれた。
このドラマで主演を務める女優のチン・セヨンは、『オクニョ 運命の女(ひと)』や『不滅の恋人』で評価の高い演技を披露した。
そんな彼女が『カンテク』で1人2役に挑戦し、物語の最初に銃撃を受けて命を落とすカン・ウンギと、その妹で街の情報に精通しているカン・ウンボを演じる。
衝撃的なシーンで始まったドラマ『カンテク~運命の愛~』。次の展開が予測できないこのドラマで、ト・サンウはキム・ミンギュやチン・セヨンを始め、共演者たちとどんな演技を見せてくれるのだろうか。
さらに、『カンテク』の後には、チ・チャンウクとキム・ユジョンが見事に主役カップルを演じた『コンビニのセッピョル』で、オーナーの息子のチョ・スンジョン役で出ていた。
以上のように、数々の現代劇で多様な役を演じてきたト・サンウ。その中で培ってきた経験を生かせば、初出演の時代劇でも共演者たちと力を合わせてドラマを成功に導いてくれるだろう。
文=大地 康
♢ト・サンウ プロフィール
生年月日:1987年12月25日生まれ
身長:187cm
星座:やぎ座
学歴:建国大学
デビュー:2008年「ソウルファッションウィーク」イ・ジュヨンファッションショーモデル
☆主な出演作
『美男〈イケメン〉ラーメン店』(ドラマ、2011年)
『大丈夫、愛だ』(ドラマ、2014年)
『伝説の魔女~愛を届けるベーカリー』(ドラマ、2014年~2015年)
『元カノクラブ』(ドラマ、2015年)
『いとしのクム・サウォル』(ドラマ、2015年~2016年)
『空から降る一億の星』(ドラマ、2018年)
『カンテク~運命の愛~』(ドラマ、2019年~2020年)
『コンビニのセッピョル』(ドラマ、2020年)
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