ヒョンビンと共演した時代劇も!! 元祖・韓流四天王のチャン・ドンゴン

このエントリーをはてなブックマークに追加

チャン・ドンゴンは、2004年に日本で韓流ブームが起きたときに韓流四天王の1人と言われた。その4人とは、イ・ビョンホン、ペ・ヨンジュン、ウォンビン、チャン・ドンゴンだ。

その四天王の中でチャン・ドンゴンは、骨太な演技を堂々とする俳優だった。

【関連】あのペ・ヨンジュンの初体験!!『スキャンダル』で挑んた初の時代劇

彼は、デビューしてからしばらくは爽やかな青春スターだった。甘いラブストーリーを演じてばかりいたのだ。

それががらりと変わったのが2001年に公開されたのが『友へ チング』だった。今までのイメージとがらりと変わってヤクザの役を泥臭く演じきった。

それまでのイメージとは全く違った役作りだったが、チャン・ドンゴンの評価は一気に上がり、押しも押されもせぬトップ俳優に成長した。

さらに超話題の映画『ブラザーフッド』に主演し、朝鮮戦争に翻弄されるたくましい男を演じて大絶賛を浴びた。

それからのチャン・ドンゴンは、映画の主演をメインに考えて俳優活動を幅広く行なっていった。さすがに韓流四天王と呼ばれた彼だけに、日本や中国で大変な人気を集めた。

チャン・ドンゴンは2012年には12年ぶりにドラマの主演を果たし、『紳士の品格』をヒットさせた。

チャン・ドンゴン

韓国初の古代ファンタジー

やはりチャン・ドンゴンは、どんな主人公を演じても堂々とした風格を際立たせる凄味があった。そういう意味では、天性の本格派の俳優だと言えるだろう。

このように、現代劇で多様な演技を見せてきたチャン・ドンゴンだが、彼は時代劇でも活躍している。

まず、最初に紹介するのは2018年に公開された『王宮の夜鬼』という映画だ。この作品でチャン・ドンゴンは、『王の涙-イ・サンの決断』や『愛の不時着』などで見事な演技を披露した俳優のヒョンビンと競演している。

『王宮の夜鬼』でチャン・ドンゴンが演じているのは、朝鮮王朝の王座を狙う側近のキム・ジャジュンという人物だ。

この映画に出演した翌年の2019年に彼は、ネットフリックスのオリジナルシリーズである韓国初の古代ファンタジー『アスダル年代記』というドラマに出演している。

「アス」という架空の大陸を舞台となるこのドラマで、チャン・ドンゴンはセニョク族の部族長の息子であるタゴンという人物に扮した。

以上のように時代劇でもキャリアを積んでいるチャン・ドンゴン。2021年にはどんな作品に出演するのか。また彼の演技が見れる日を楽しみに待っていよう。

文=大地 康

♢チャン・ドンゴン プロフィール
生年月日:1972年3月7日生まれ
身長:182cm
星座:うお座
学歴:韓国芸術総合学校演劇科
デビュー:1992年MBCタレント

☆主な出演作
『われらの天国』(ドラマ、1990年~1994年)
『イルジメ』(ドラマ、1993年)
『ファイナル・ジャンプ』(ドラマ、1994年)
『ドクターズ』(ドラマ、1997年)
『英雄伝説』(ドラマ、1997年)
『LOVE サラン』(ドラマ、1998年)
『ゴースト~永遠の愛~』(ドラマ、1999年)
『イヴのすべて』(ドラマ、2000年)
『友へ チング』(映画、2001年)
『ブラザーフッド』(映画、2004年)
『マイウェイ 12,000キロの真実』(映画、2011年)
『紳士の品格』(ドラマ、2012年)
『泣く男』(映画、2014年)
『七年の夜』(映画、2018年)
『王宮の夜鬼』(映画、2018年)
『アスダル年代記』(ドラマ、2019年)

【関連】ソン・ジュンギが『トキメキ☆成均館スキャンダル』に格別な想いを寄せる理由

【関連】『王になった男』イ・ビョンホンが語った時代劇の魅力と可能性

【関連】『愛の不時着』で大人気のヒョンビンが挑んだ時代劇の異色作とは?

前へ

1 / 1

次へ

関連記事


RANKINGアクセスランキング

写真


注目記事