『王になった男』の王妃役イ・セヨン、実はチャングムの天才子役だった!!

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テレビ東京の韓流プレミアで放送されている『王になった男』では、重要な役柄である王妃に女優のイ・セヨンが扮している。

彼女は1992年12月20日に生まれた。もともと子役として有名で、韓国ドラマの重要な主人公の子供時代を演じてきた。特によく知られているのが、『宮廷女官 チャングムの誓い』のクミョンの子供時代だ。

クミョンといえば、『宮廷女官 チャングムの誓い』でチャングムのライバルとして火花を散らす役柄であり、女優のホン・リナが巧みに演じていたが、その子供時代を担っていたのがイ・セヨンだった。

【成長写真も】『チャングム』の天才子役のその後…今も女優として活動するチョ・ジョンウン

『宮廷女官 チャングムの誓い』は、韓国で2003年から2004年に放送されたドラマであり、それから十数年の年月が流れたが、イ・セヨンは美しい女優として大きく成長した。

特に印象的だったのが『月桂樹洋服店の紳士たち』(2016年のドラマ)でのヒョウォン役で、強烈な個性を発揮していた。

こうしてキャリアを積み重ねたイ・セヨンは、『王になった男』では主役のヨ・ジングと共演してヒロインの王妃を演じた。

イ・セヨン

好評を博したイ・セヨンの演技

イ・セヨンが扮したソウンは笑顔を忘れた王妃であった。それは、ヨ・ジングが扮する国王のイ・ホンが冷酷な夫に変貌してしまったからだ。

イ・ホンは世子(セジャ)のときはソウンに優しく接していたのに、権力闘争を経て国王になってからは誰も信じられないような性格に変わり果ててしまった。そのためソウンは笑顔を忘れてしまい、悲しみに沈んでいるだけだった。

しかし、道化師のハソンが王に成り代わってからは夫の態度がとても優しくなった。それによって、ソウンは徐々に心を開いていき、やがては笑顔を取り戻すようになっていく。こうした心の変化をイ・セヨンは美しい花が少しずつ開花していくように演じていった。

子役時代から演技力に定評があったイ・セヨンだけに、感情が微妙に揺れ動く表情の変化が見事だった。

このように、『王になった男』ではイ・セヨンの巧みな演技力が好評を博していた。

♢イ・セヨン プロフィール
生年月日:1992年 12月 20日生まれ
身長:162cm
星座:いて座
デビュー:1997年ドラマ『兄弟の河』
学歴:誠信女子大学校

☆主な出演作
『兄弟の河』(ドラマ、1997年)
『大王の道』(ドラマ、1998年)
『宮廷女官 チャングムの誓い』(ドラマ、2003年-2004年)
『思いっきりハイキック!』(ドラマ、2006年-2007年)
『僕らのイケメン青果店』(ドラマ、2011年-2012年)
『大王の夢』(ドラマ、2012年-2013年)
『月桂樹洋服店の紳士たち』(ドラマ、2016年)
『王になった男』(ドラマ、2019年)
『メモリスト』(ドラマ、2020年)

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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