イ・ミンホとキム・ヒソンの共演が話題となった時代劇『シンイ―信義―』【名作劇場】

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時代劇初挑戦となるイ・ミンホが高麗時代の武士に扮し、現代の女医と出会うフュージョン時代劇『シンイ―信義―』。アクション、サスペンス、ラブストーリーなど楽しめる要素がたっぷり詰った見どころ満載の作品である。

660年の時を超えて出会った武士と女医の2人――波乱万丈と愛を描いた“ファンタジー・ロマンス時代劇”の超大作だ。主演のイ・ミンホは、信義に厚い高麗時代の忠臣チェ・ヨン、ヒロインのキム・ヒソンは、現代に生きる“神医”ユ・ウンス役を務める。

高麗と現代という2つの時空を超えて出会った2人が、それぞれの時代の距離感や互いに抱える心のひずみなど、多くの困難を経験しながら、惹かれあっていく……。

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現代の外科医ユ・ウンスと高麗の武士チェ・ヨンが紡ぎ出す、時空を超えた壮絶な愛は、見る者の胸を締め付け、目を離せなくさせるだろう。

主演陣のみならず、制作陣の豪華さにも目を見張る。『太王四神記』以来、5年ぶりにタッグを組むキム・ジョンハク監督&作家ソン・ジナのコンビに加え、『シティーハンター in Seoul』のヤン・ギリョン武術監督が顔をそろえ、強力な制作チームを組んだ。

ヤン・ギリョン武術監督とイ・ミンホのタッグは、『シティーハンター in Seoul』に続き2作目。時代劇と現代劇を融合させたニュータイプのアクションシーンが随所に散りばめられ、イ・ミンホの役者としての可能性を大きく飛躍させた。ラブストーリー、推理劇の要素と並び、作品の大きな見せ場と言っていいだろう。

写真=『シンイ―信義―』公式サイトより

【あらすじ】高麗時代にタイムスリップしたユ・ウンスの運命は?

高麗王朝1351年。時は、新しく即位した若き王・恭愍王(コンミンワン/リュ・ドックァン)の治世だった。王一行は、チェ・ヨン(イ・ミンホ)率いる近衛隊に護衛され、元から帰国。その途中、刺客に襲われ、王妃(パク・セヨン)が負傷する。

チャン侍医(イ・フィリップ)は、伝説の“神医(シンイ)”でなければ王妃の命は救えないと言う。チェ・ヨンは神医を求めて天界へ繋がる“天の穴”に入り込む……。

チェ・ヨンがたどり着いたのは、2012年のソウルだった。そこで出会ったのが、整形外科医のユ・ウンス(キム・ヒソン)。チェ・ヨンは、彼女を神医と勘違いし、高麗時代へ強引に連れて行ってしまう。

ユ・ウンスは、理由もわからず王妃の手術をし、成功させる。そして、現代へ戻ろうとするが、王命により引き留められ、天の穴も塞がってしまう。さらに、彼女の握った剣がチェ・ヨンの胸に刺さり、重傷を負わせてしまう……。

文=大地 康

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