“中国からの非難”にチョン・ジヒョンは大人の対応…Disney+『北極星』制作者が明かす「真相」【インタビュー】

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10月2日、Disney+オリジナルシリーズ『北極星』の脚本を手がけたチョン・ソギョン作家と、キム・ヒウォン監督のインタビューが行われた。

【写真】「中国への侮辱だ」『北極星』に中国から非難殺到

『北極星』は、国際的に名声を持つ国連大使のムンジュ(演者チョン・ジヒョン)が、大統領候補銃撃事件の陰謀に迫るなか、彼女を守る国籍不明の特殊要員サンホ(演者カン・ドンウォン)と共に、朝鮮半島を揺るがす真実と向き合う物語。

ところが、劇中でチョン・ジヒョン扮するソ・ムンジュが「「中国は核の脅威があるのになぜ戦争を好むのですか」と発言する場面をめぐり、中国のネット民から非難の声が広がり、話題を呼んだ。

このことについて、チョン作家は「この世界観は最初から韓国を描いているが、現実の韓国のようには見えないでほしかった。統一問題もこの世界観で起きたこととして描いている。国も勢力も、名前は同じだがすべてフィクション。すべての国に架空の名前を付けることも考えたが、逆にリアリティが薄れると思った。あくまでもフィクションに基づく物語として見てほしい」と説明した。

キム監督も「私たちの意図は出演者の方々にも同じように説明している。チョン・ジヒョンさんは世界中の視聴者を気にかける方なので『心配しなくて大丈夫だ。フィクションであり、意図はない』と伝えていた。俳優たちはその前提で真摯に演じただけたのに、不快に感じた視聴者がいるのは申し訳ない」と頭を下げた。

さらに「完全に架空の世界にすればよかったが、そうするとファンタジーすぎて宇宙戦争のように見えてしまう。やむを得ない選択だった。こうして直接説明できる機会があってよかった。まだ放送は終わっていないので、最後までご覧いただければ、貶める意図はないことが分かっていただけると思う」と強調した。

また、チョン作家は炎上後のチョン・ジヒョンの反応についても言及。

(画像=Disney+)

「彼女と話をしたが、その毅然とした態度に感銘を受けた。こういう誤解を招くと知っていれば、制作陣がもっと気を付けたのに、と申し訳なく思ったが、むしろ私たちを慰めてくれた。彼女が演じるムンジュのキャラクターと重なり合う部分があると感じた」と語った。

キム監督も「チョン・ジヒョンさんは世界中にファンが多いので、ファンをがっかりさせることをすごく気にしていた。俳優としてただ最善を尽くして演じただけなのに、こんなことになってきっと辛い思いをしたはず。それでも『最後まで見て気に入ってもらえるといいね』と言ってくれた。私たちのほうが感謝している。本当に懐の深い方だ」と称賛した。

『北極星』は、Disney+で独占配信中。

(記事提供=OSEN)

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