俳優キム・ジフンが、Prime Videoシリーズ『バタフライ』を通じて華々しいハリウッドデビューを果たした。
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『バタフライ』は、過去の選択によって人生が崩壊した元米情報員デイビッド・チョン(演者ダニエル・デイ・キム)が、暗殺命令を受けた現役要員と追走劇を繰り広げる物語。
同名のグラフィックノベルを原作とし、主演兼製作を担ったダニエル・デイ・キムの挑戦作として公開前から注目を集めていた。
キム・ジフンは劇中、冷酷な暗殺者Gun役を演じ、強烈な存在感を放った。
プロフェッショナルな冷徹さと独自の個性を併せ持つGunは、個人的な感情より任務を優先し、気に入らない命令さえ遂行する徹底したキャラクター。
キム・ジフンは鋭い緊張感の中でも余裕を漂わせ、時にユーモアを交える演技で物語の雰囲気を牽引した。
その演技は海外メディアからも絶賛を浴びた。
「前作で国王を演じた俳優が、無慈悲な暗殺者として戻ってきた」「本作のブレイクアウトスター」「すべてのシーンでアクションを主導し、シリーズの軸となった」「悪役さえも真に迫り、圧倒的な演技の幅を披露」「シリーズ全体を通じて最も輝いた俳優」との声が寄せられ、初出演にして確かな存在感を証明した。
人気は数値にも表れた。OTTランキング集計サイト「FlixPatrol」によると、『バタフライ』は公開からわずか3日でPrime Video「TV SHOW」部門の世界ランキング2位に浮上。
さらに8月16日時点ではマレーシア、シンガポール、ナイジェリア、タイで1位を獲得し、多数の国でTOP10入りするなど、グローバル視聴者の熱い支持を得ている。
キム・ジフンは今年、時代劇『鬼宮(ききゅう)』で王イ・ジョン役を演じ、国内でも新たな魅力を披露したばかり。
15年ぶりの時代劇でトレンディな王を演じたが、今作では真逆のキャラクターで強烈な印象を刻み、韓国とハリウッド双方で確かな演技力を示した。
初のハリウッド作にして「シリーズを支えた俳優」と評価されたキム・ジフン。今後のグローバルな活躍に期待が高まっている。
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