俳優チュ・ヨンウとシン・シアの共演に期待が高まる。
配給会社BY4Mスタジオは7月2日、日本映画『今夜、世界からこの恋が消えても』(主演:道枝駿佑&福本莉子)の韓国リメイクが決まり、主演キャストとしてチュ・ヨンウとシン・シアが抜擢されたことを発表した。
本作は、一条岬による同名小説を原作とした作品。眠るたびに記憶がリセットされてしまう「前向性健忘」を患う女子高生と、無気力な日々を送る平凡な男子高校生の、切なくも初々しい恋を描く。韓国版は7月5日にクランクインを予定している。
今回スクリーンデビューを果たすチュ・ヨンウは、人生の目標を持たず、淡々と毎日を過ごす高校生キム・ジェウォンを演じる。そんな彼が、シン・シア演じるハン・ソユンと出会い、少しずつ変化していく姿が描かれる。
チュ・ヨンウは、「原作の小説も映画もとても感動的で、ぜひ参加したいと思っていた作品でした。出演オファーを受けたときから大きな期待を抱いていましたし、絶対にいい演技を届けたいです」と意気込みを語っている。
一方、シン・シアが演じるハン・ソユンは、前向性健忘を抱えながらも、明るくお茶目でポジティブなエネルギーを持つ少女。彼女は「原作のファンとして、大好きなキャラクターを演じられることが本当に幸せで、わくわくしています。温かい想いが観客の皆さんに届くよう、全力で撮影に臨みたいです」とコメントした。
2025年上半期には、それぞれが出演する医療ドラマ『トラウマコード』『いつかは賢いレジデント生活』で注目を集めた2人。そんな若手注目株の2人が織りなすロマンスに、期待はさらに高まっている。
韓国リメイク版『今夜、世界からこの恋が消えても』は、撮影とポストプロダクションを経て、年内の公開を目指している。
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