Netflixオリジナルシリーズ『イカゲーム』シーズン3で熱演を見せた俳優パク・ソンフンが、自身の退場シーンの撮影秘話を明かした。
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(※以下、本編のネタバレあり)
7月1日、Netflix Koreaの公式YouTubeチャンネルには「ミョンギの胸ぐらを掴みたくなる“かくれんぼ”シーンハイライトリアクション」と題した映像が公開された。
動画にはイム・シワン(ミョンギ役)、チョ・ユリ(ジュニ役)、パク・ソンフン(ヒョンジュ役)、カン・エシム(グムジャ役)が出演し、ハイライトシーンを一緒に視聴しながらトークを展開した。
話題となったのは、パク・ソンフン演じるヒョンジュが劇中で最期を迎えるシーン。
ゲームから脱出できることをグムジャとジュニに知らせる途中、ミョンギのナイフに刺されてしまうヒョンジュ。ヒョンジュが見せた利他心は、「真のヒーロー」と海外ファンから称されるほど反響を呼び、その早すぎる退場に多くの視聴者が胸を打たれた。
脱出目前にして仲間(グムジャとジュニ)の元へ引き返したヒョンジュの行動について、パク・ソンフンは「ジュニの出産を共に見守ったことで強い絆が生まれ、絶対に3人で生き残るべきだという想いが強かったようだ」と語った。
また、死の間際に涙を流す演出については「監督から『2度目に刺される時、涙を1滴落とせるか』とリクエストされた。それがテイクワンでうまくいった」と秘話を明かした。
ジュニが抱く赤ん坊を見たミョンギが悲しげな表情を浮かべるシーンについて、「“ワニの涙”(偽善者の嘘泣き)ですか」と冗談を飛ばすパク・ソンフン。
彼は「ゲームの中で利他的で正義感あるキャラは珍しいのに、ヒョンジュが早く退場してしまったのが残念。次のラウンドに進める直前だったのに、あんなことになった」と悔しさを滲ませた。
チョ・ユリも「わかってはいたけど、改めて映像で見ると衝撃が大きい」と共感を示した。
ヒョンジュを殺したミョンギに対し、「イム・シワンの胸ぐらを掴みたくなる」「殺人ミョンギ(兵器をもじったギャグ)」と冗談を言われると、イム・シワンは「ヒョンジュだと知らずにやったんだ。僕、うつむいたままじゃないか」と弁明。そして「実際のところ、一人でも多く脱落させてジュニと一緒にお金を得て脱出したいという目的だった。目の前の目的に囚われて、ヒョンジュを“お金”として見たようだ。誰かだとはわかっていなかった」と、ミョンギの心情を代弁した。
『イカゲーム』シーズン3は、Netflixで絶賛配信中。
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