Netflixシリーズ『イカゲーム』シーズン2に出演した俳優パク・ソンフンが、5月22日に公開された雑誌『Arena Homme+』のインタビューで役作りを振り返った。
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「『ヒョンジュというキャラクターは、絶対に笑いものになってはいけない』というのが、監督と最初に決めた方針でした。実際に何人ものトランスジェンダーの方と会って話を伺い、監督とはさまざまなトーンで本読みも行いました。作品には描かれませんでしたが、ヒョンジュの過去についても細かく話し合いながら、少しずつキャラクターを作っていったんです」
いまなお、多くの視聴者は彼を『ザ・グローリー ~輝かしき復讐~』の「チョン・ジェジュン」として記憶している。
その影が重荷に感じられることはないのだろうか。パク・ソンフンはこう答えた。
「パク・ソンフンって、ありふれた名前じゃないですか。顔は知っても、名前まで覚えてもらうことは少なかったんです。でも『ザ・グローリー』以降は僕のことを『チョン・ジェジュン』と覚えてくれる人が増えました。以前は『あの作品に出てた誰』みたいに説明が必要でしたけど、今は『チョン・ジェジュン』の三文字で僕を思い出してくれる。本当にありがたいです。すぐに脱却しようというよりは、今はその余韻を楽しんでいます」
「チョン・ジェジュン」に、「ユン・ウンソン」、そして「チョ・ヒョンジュ」。
様々な役を演じてきたパク・ソンフンに、将来どのような俳優として記憶されたいかを問うと、次のように語った。
「韓国で最も信頼できる俳優になることが目標です。誰かが聞いたら笑うかもしれないけど、人に笑われない夢は夢じゃないと思うんです。誰もが安心して観られる俳優になる、それが僕の夢であり目標です」
パク・ソンフンの率直な想いが綴られたインタビューと撮影カットは、雑誌『Arena Homme+』6月号に掲載されている。
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