女優チョン・ホヨンがハリウッドでも存在感を示している。
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10月11日から公開されたApple TV+『ディスクレーマー 夏の沈黙』は、他人の悪行を暴露して名声を積み上げた人気ジャーナリストのキャサリン(演者ケイト・ブランシェット)が無名作家からある小説を受け取ることから始まる心理スリラードラマだ。
劇中、チョン・ホヨンはキャサリンの助手であるジス役を演じている。
ジスは前日、キャサリンが授賞式でもらったトロフィーを一度持ってみたり、机の一番よく見えるところに立てておいたり、キャサリンへの尊敬の念がたえない人物だ。
そんななか、キャサリンの過去が盛り込まれた小説の作家であるスティーヴン(演者ケヴィン・クライン)と出会い、小説の存在を会社に知らせ、波乱を呼び起こす。
チョン・ホヨンは初の英語演技であるにもかかわらず、安定した発音と演技力で自身だけの色を十分に発揮し、ドラマに溶け込んだ。キャサリンの指示をうまく遂行するため、隠れたなにかを探そうとするジスの明晰さと仕事に対する欲をしっかり表現している。
特に、スティーヴンからキャサリンの話を聞く場面では、細密で明確な表情を見せ、キャサリンに対するジスの心理変化を一つひとつ描き出し、視聴者の没入度を高めた。
チョン・ホヨンは本作を通じて、ハリウッドに第一歩を踏み出した。
8月の「第81回 ベネチア国際映画祭」、10月の「第68回BFIロンドン映画祭」のプレミア試写会に参加し、スポットライトを浴びたチョン・ホヨン。Netflixオリジナル『イカゲーム』以降再び、新しい顔を世界に見せ、次が期待される。
なお『ディスクレーマー 夏の沈黙』は全7話構成で、11月8日に第7話が配信される。
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