兵役遂行のために昨年3月20日に入隊したナム・ジュヒョク。軍事警察隊で服務していたが、規定の18カ月の兵役期間を終えて、9月19日に除隊した。そんなナム・ジュヒョクの出演作を見るなら、どんなドラマがいいのか。超絶推薦の3本を紹介しよう。
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●『二十五、二十一』(2022年)
俳優名(演じた役名)/ナム・ジュヒョク(ペク・イジン)、キム・テリ(ナ・ヒド)、ボナ(コ・ユリム)、イ・ジュミョン(チ・スンワン)、チェ・ヒョヌク(ムン・ジウン)
〔ナム・ジュヒョクのここが良かった!〕卓越したストーリー、美しい映像美、素晴らしいOSTと三拍子がそろった傑作である。ペク・イジン(ナム・ジュヒョク)は経済危機によって父親が破産してしまった苦学生で、ナ・ヒド(キム・テリ)はフェンシングに取り組む女子高校生だ。そんな2人がめぐりあい、お互いに応援しあって成長していく。
1998年と現在という二つの時間軸の中で、ペク・イジンとナ・ヒドの麗しき関係が解放感たっぷりに描かれていく。ドラマの中で、キム・テリの天才的な演技力と哀愁を感じさせるナム・ジュヒョクの表現力が本当にうまくマッチしていた。
●『スタートアップ:夢の扉』(2020年)
俳優名(演じた役名)/ペ・スジ(ソ・ダルミ)、ナム・ジュヒョク(ナム・ドサン)、キム・ソンホ(ハン・ジピョン)
〔ナム・ジュヒョクのここが良かった!〕ペ・スジはIT企業を立ち上げていく活動的な経営者のソ・ダルミに扮し、ナム・ジュヒョクは画像処理に優れた天才プログラマーのナム・ドサンを演じている。
このドラマは、新しい価値観を持った若者たちが果敢に起業していく過程を描いており、夢と希望にあふれたエピソードが織り込まれている。みんな若いだけに失敗や挫折があるのだが、そこから意欲的に再起していくところが痛快だった。また、ナム・ジュヒョクの抒情的な表情がとても魅力的だ。
●『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~』(2016年)
俳優名(演じた役名)/イ・ジュンギ(ワン・ソ)、IU(ヘ・ス/コ・ハジン)、カン・ハヌル(ワン・ウク)、ホン・ジョンヒョン(ワン・ヨ)、ナム・ジュヒョク(ペガ/ワン・ウク)
〔ナム・ジュヒョクのここが良かった!〕ヒロインのIUが演じる現代女性が高麗時代にタイムスリップしてイケメン皇子たちとラブロマンスを繰り広げていく。後半は重厚な歴史劇となり、スケールの大きい愛憎劇が展開される。たくさんいる皇子のメインは、イ・ジュンギが演じる第4皇子のワン・ソだ。
後に4代王・光宗(クァンジョン)になる皇子なのだが、妖艶なイ・ジュンギが演じると本当に絵になっていた。他の皇子をカン・ハヌルやベクヒョン(EXO)か演じているが、第13皇子のペガ(ワン・ウク)に扮したナム・ジュヒョクが特に目立っていた。高麗一の美男子になりきっており、その後の活躍の原点となる名演技を『麗〈レイ〉~花も萌ゆる8人の皇子たち~』で存分に披露していた。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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