本日最終回の『涙の女王』会長役キム・ガプスが実は“王様俳優”と言われるワケ

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Netflixで配信されているドラマ『涙の女王』は、キム・スヒョンやキム・ジウォン、パク・ソンフンなど名俳優たちがすばらしい演技を披露している話題作である。

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本作では、キム・スヒョンがクイーンズグループ法務理事ペク・ヒョヌ役で主演を務め、キム・ジウォンがヒョヌの妻でクイーンズ百貨店社長ホン・ヘイン役、パク・ソンフンがヘインの大学同期でM&Aの専門家ユン・ウンソン役を演じている。

その『涙の女王』で、ヘインの祖父でクイーンズグループ会長ホン・マンデ役で出演しているのがキム・ガプスである。

キム・ガプスといえば、現代劇だけでなく『王と妃』や『太祖王権(テジョワンゴン)』『大王世宗(テワンセジョン)』『トキメキ☆成均館スキャンダル』など時代劇でも注目を集めてきた。

そんな時代劇作品の中でキム・ガプスが王を演じた『チュノ~推奴~』と『ヘチ 王座への道』を紹介しよう。

チャン・ヒョクが朝鮮最高の推奴(チュノ)イ・テギル役『チュノ~推奴~』で、キム・ガプスは朝鮮王朝第16代王・仁祖(インジョ)役で出演している。

仁祖は、朝鮮王朝第15代王・光海君(クァンヘグン)を1623年にクーデターで追放して王となった人物で、『チュノ~推奴~』の他に『馬医』『ノクドゥ伝~花に降る月明り~』などの名作時代劇にも登場している。

キム・ガプス
キム・ガプス(写真提供=OSEN)

ベテランが演じる王の迫力

チャン・ヒョクが後に朝鮮王朝第21代王・英祖(ヨンジョ)となる延礽君(ヨニングン)役で主演を務めている『ヘチ 王座への道』で、キム・ガプスは朝鮮王朝第19代王・粛宗(スクチョン)を演じている。

粛宗は、『トンイ』や『テバク~運命の瞬間(とき)~』などの時代劇に登場している王で、トンイこと淑嬪・崔氏(スクピン・チェシ)や朝鮮王朝三大悪女の1人である張嬉嬪(チャン・ヒビン)など女性とのトラブルを起こした王として知られている。

ベテランの俳優として経験を積んできたキム・ガプス。これからも自身の演技で見る人を楽しませてくれるだろう。

文=大地 康

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