キム・ソヒョンが演じるピョンガン王女の結婚が、ドラマの重要な転換点をもたらしそうだ。テレビ東京の韓流プレミアで放送されている『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』では、3月11日の第12話でピョンガン王女の縁談がクローズアップされた。
【関連】『王女ピョンガン』を大きく動かす「謎めいた存在」は果たして誰なのか
悪徳高官コ・ウォンピョ(イ・ヘヨン)は発言力を強めているピョンガン王女を抑え込むために、彼女を早く結婚させるべきだと提起した。しかも、婿の候補として、自分の息子であるコ・ゴン(イ・ジフン)を推挙した。
当初は平原(ピョンウォン)王(キム・ボプレ) も強力に反対したのだが、結局は国王もコ・ウォンピョの脅しに屈して「王女と太子を守るため」という名目を見つけて、王女の縁談を容認することになった。
その心変わりに納得できないピョンガン王女。コ・ゴンに対して「心で決めている夫がいる」とオン・ダル(ナ・イヌ)の存在を暗示した。その真意を知ったコ・ゴンは重大な決断をせざるを得なかった。
彼も最初はピョンガン王女の縁談に反対だった。その意志を父親のコ・ウォンピョにはっきり伝えている。しかし、ピョンガン王女がオン・ダルと夫婦になりたいとわかったことで、コ・ゴンも負けられない気持ちが強くなった。彼は一転してピョンガン王女との縁談話を承諾し、夫婦になってピョンガン王女を守り抜くと決意した。
「オン・ダルに絶対に勝たなければならない」
それがコ・ゴンの決意であった。
一方のオン・ダルも彼らしい方法でピョンガン王女を守ろうとした。彼は顔なじみのヘ・モヨン(チェ・ユファ)の協力を得て王女の婿選びの候補者になりすまし、その面接時にコ・ウォンピョを殺すつもりだった。彼はピョンガン王女を守るためには何でもやる男だが、最大の障壁になっている悪徳高官の命を奪うことが最善だと悟ったのだ。
こうして緊迫度を増してきた『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』。ピョンガン王女を守りたいという意欲は同じでも、方法論がまったく違うオン・ダルとコ・ゴンのこれからの対決がますます熾烈になる⁉
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
■【関連】『王女ピョンガン』でキム・ソヒョンの「強い意志が乗り移った演技」に感嘆!
前へ
次へ