序盤のヤマ場を迎えた『王女ピョンガン』!刺客が実は王女だったことが判明した

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テレビ東京の韓流プレミアで放送されている『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』は、2月29日の第5話で、キム・ソヒョンが演じているカジンがピョンガン王女であることが明確になってきた。

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もともと刺客になっていたカジン。彼女は記憶喪失になっていた。しかも、断片的な記憶の一部が急に甦ってきて苦しめられた。そんな不安定さがあったカジンは、ようやく自分が誰なのかが分かってきた。それは、乳母からはっきりと王女であることを告げられたからだ。

彼女はせっかく平原(ピョンウォン)王(キム・ボプレ)に会った時は「亡霊だ!」ということで相手にされなかった。しかし、乳母の証言によってようやく自分の過去を知った。

さらに、彼女は幼いときに武芸の師匠であったコ・ゴン(イ・ジフン)とも再会した。ただし、彼は悪徳高官コ・ウォンピョ(イ・ヘヨン)の息子なのである。案の定、コ・ウォンピョが「王女がもし生きているならば絶対に殺せ」と厳命を下してきた。コ・ゴンとしては、父の言うことをそのまま受けるわけにはいかない。

彼にとって王女は、武芸をたっぷり教えた愛弟子なのである。しかも、王女に対して特別な感情も芽生えていた。それゆえ、コ・ウォンピョが「王女を殺せ」と命令しても、息子が従うわけにはいかなかった。そういう意味では、今後、コ・ゴンが王女の良き協力者になってくれる可能性も出てきた。王女として不可解な気持ちになってしまうのも確かなのだが……。

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厳しい障壁

王女はカジンという立場に戻り、オン・ダル(ナ・イヌ)と再会した。彼は本当に性格がとてもいい男で、自分が住む村で一緒に暮らそうとカジンを誘ってくれた。そこはしばらく身を潜めるのに格好なところなので、カジンもオン・ダルのそばに住んでみることにした。

こうして、オン・ダルに支えられてカジンは新しい人生を歩み始めた。彼女が本来のピョンガン王女に戻るまでには、どんなに厳しい障壁が待っているだろうか。

文=康 熙奉(カン・ヒボン)

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