『王女ピョンガン』オン・ダル役ナ・イヌが役作りで苦労した理由

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2021年の2月か4月にかけて韓国で放送された時代劇『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』。日本では、NHKのBSプレミアムで毎週日曜日の午後9時から10時まで放送されている。

この作品は、放送開始後に主人公交代という緊急事態に見舞われた。その際に代打でキャスティングされたのが、俳優のナ・イヌだ。
オン・ダル役として出演することになった彼は、毎日1、2時間の睡眠に耐えながら人生初の地上波ドラマで大役をしっかりと務めた。

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ナ・イヌは、『王女ピョンガン』に出演したことに対して、「本当に光栄で、忘れられない挑戦だった」と語っている。

最初から最後まで撮影でベストを尽くしたというナ・イヌはさらに、監督やスタッフ、そして自分の演技を最後まで受け止めてくれたピョンガン役の女優キム・ソヒョンにはとても感謝していると語った。

ナ・イヌ

役を演じる際に感じた責任

ナ・イヌが演じたオン・ダルは、朝鮮最古の歴史書『三国史記』に登場する高句麗の人物だ。

そんな人物を演じるにあたって彼は、歴史書に登場する人物であることより、台本を重視してキャラクターの持つ面白さや感情を伝えようと努力したという。

役者交代によって出演が確定してからひと月で韓国放送分全20話の撮影を終えたナ・イヌ。撮影に加わってからは、プレッシャーよりも責任を持って演じようと思っていたようだ。

当然、食事をする暇もなく撮影に集中していたこともあり、体重が7~8キロ減ったと語るナ・イヌだが、その一方で体力的に厳しいとか体力の管理に関しては特に意識しなかったそうだ。

代役として撮影に加わったにも関わらず、最初からキム・ソヒョンと息にあった演技を見せたナ・イヌ。

リハーサルでキム・ソヒョンと時間の許す限りたくさん話をしたというナ・イヌは、今回の共演で彼女が本当にすごい女優だと本当に感じたようだ。

果たして、これから『王女ピョンガン』のストーリーはどのように展開していくのだろうか。

文=大地 康

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