フジテレビで放送中の『夫婦の世界』は、11月20日の第11回から新しい展開に入ってきた。家庭サラン病院家庭医学専門医で副院長のチ・ソヌ(キム・ヒエ)は、夫である映画製作会社代表イ・テオ(パク・ヘジュン)と修羅場を経てようやく離婚にこぎつけた。ソヌにとっても、すべてを忘れて新しい生活に入っていけたのである。
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それから2年が経過した。安らかな日々が続くと思ったのだが、ソヌにとって驚くべきことが起こった。地元を離れていたテオが愛人のヨ・ダギョン(ハン・ソヒ)と一緒に戻ってきたのである。2人には子供も生まれていた。しかも、テオは製作した映画が1000万人以上の観客動員を記録して超富裕層になっていた。
地元の超豪邸に住むようになったテオは得意満々にお披露目のパーティーを開く。そこには地元の名手たちがこぞって参加してきていた。
もちろん、ソヌがそのパーティーに参加するはずもないのだが、息子が有名な野球選手に会えるという誘いに乗ってパーティーに参加してしまった。その息子と2人で写真に映るテオ。その画像がわざとらしくソヌに送られてきた。
激怒したソヌは、敢然とパーティーに出かけていって、息子を取り戻そうとした。パーティーの会場にいた人たちはみんなソヌを見て驚いてしまった。しかし、ソヌは世間体など一切気にしなかった。とにかく息子を取り戻したい一心だったのだ。
周囲にいた人たちも、口ではテオに対する悪口を散々言っておきながら、実はこっそりとこのパーティーに参加していた。そうした場面を見せつけられたことも、ソヌにとってはショックであり、自尊心を傷つけられた。彼女も負けるわけにはいかなかった。
こうして、ソヌとテオの戦いは激しくなっていく。息子を巡って意地を張りあうソヌとテオ。そして、子供を産んでさらに強気になってきたダギョン。この3人が繰り広げる壮絶な展開からは絶対に目が離せない。本当に、次の流れが気になってくる。
文=康 熙奉(カン・ヒボン)
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