日本の巨匠・是枝裕和監督がスタジオドラゴンとタッグを組み、全世界の視聴者を魅了する。
11月9日、韓国メディア『OSEN』の取材によると、是枝裕和監督と制作会社スタジオドラゴンはグローバル公開を念頭に置いた日本ドラマ『修羅のごとく』(原題)を制作する。
出演する俳優たちの面々も華やかだ。日本を代表する女優の宮沢りえを筆頭に、映画『リリイ・シュシュのすべて』『花とアリス』などで韓国でも人気の蒼井優、尾野真千子、広瀬すずなどの出演が決まっているという。
是枝裕和監督は、『万引き家族』(2018)、『そして父になる』(2013)、『誰も知らない」(2004)などの話題作を手がけ、韓国国内にも多くのファンを持つ。
受賞歴も華やかだ。1995年の「第14回バンクーバー国際映画祭」ヨンホ賞を皮切りに、2009年の「第3回アジアフィルムアワード」では監督賞、2013年の「第66回カンヌ国際映画祭」で審査委員賞、「第32回バンクーバー国際映画祭」でロジャース観客賞、2018年には「第71回カンヌ国際映画祭」パルムドールを受賞、2019年「第24回釜山国際映画祭」今年のアジア映画人賞、2022年の「第75回カンヌ映画祭アキュメニカル賞」、2023年の「第16回アジアフィルムアワード」で監督賞などを受賞している。
韓国の観客とは最近、映画『ベイビー・ブローカー』で韓国の映画ファンと出会った。是枝裕和監督が初めて韓国で撮影し、手がけた映画『ベイビー・ブローカー』は2022年の「第75回カンヌ国際映画祭」コンペティション部門に招待され、ソン・ガンホが主演男優賞を受賞するなど好評を得た。
スタジオドラゴン側は「是枝裕和監督と協力して全世界公開を念頭に置いた日本ドラマ『修羅のように』を制作中。公開時期は未定だ」と明らかにした。
(記事提供=OSEN)
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